食を知る

松丸奨(まつまるすすむ)先生のおすすめ給食レシピ・子どもの食の悩みQ&A

松丸 奨(まつまる すすむ)先生って?

プロフィール

東京都文京区
小学校栄養士

1983年千葉県生まれ。華学園栄養専門学校卒業。
第8回全国学校給食甲子園優勝(参加総数2266施設)
第9回同大会準優勝

地元野菜の江戸東京野菜をふんだんに使った献立作りと食育に取り組む。子ども達に喜んでもらえるよう、だしや味付け、彩りにこだわって日々給食作りに励んでいる。

松丸 奨(まつまる すすむ)先生 写真

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  • 子どもの食の悩みQ&A

子どもたちが大好き!おすすめ給食レシピ 第8回全国学校給食甲子園で優勝し、『子どもがすくすく育つ日本一の給食レシピ』を出版した栄養士「松丸 奨先生」が、子どもたちに大人気の給食レシピの中から食にまつわる記念日にぴったりのレシピを紹介します。毎月の給食の献立作りに、お家でのレシピにご活用ください。


5月のおすすめレシピ


教えて!松丸 奨先生

松丸先生が給食の献立作りで大切にしている
おいしさの秘訣をご紹介します。

  • 「うまみ」にこだわる

    煮物やスープにちょっとだけお肉をいれたり、手作りの「だし」を使うと、「うまみ」がアップし、一気に子どもたちが大好きなレシピに大変身します!
    野菜もサッと素揚げしたり、彩り鮮やかに盛ったり。ちょっと手をかけることで子どもたちが喜んで食べてくれるようになるんです。

    「だし」は週末にまとめて作って、冷蔵庫で保存しておくと便利です。
    ※2日程で使い切るようにしてください。

  • 「笑顔」でおいしい

    学校では、なるべくクラスに顔を出して、子どもたちと接するようにしています。
    作っている人の顔を知っていると、松丸先生が悲しむから残さないようにしようと残さずに食べてくれます。作る人も食べる人も笑顔でいるとご飯は格別においしくなります。

    親がおいしそうに食べていると、不思議とお子さまの好き嫌いが減ります。

  • 「参加」をする

    用意されたものをただ食べるだけではなく、自分で作った野菜、自分で切った野菜、お皿を用意するなどちょっとでも行動として関わってほしいと思っています。
    食事にはたくさんの方が手間と愛情をかけて作っていることを知ることで「食べる」ことの大切さを理解します。

    ご飯を作ることに参加をすることで、「食べる」ことの大切さを身をもって実感するようになります。


子どもたちが大好き!おすすめ給食レシピ

おしえて!子どもの食の悩みQ&A 子どもの食の悩みを持つ保護者の方のために、現役学校栄養士の松丸奨(まつまるすすむ)先生に「食の悩みに」対して答えていただきました。
松丸先生自身、かなりの偏食でほとんどの野菜がキライだった幼少期。そんな松丸先生の克服ポイントは栄養士さんのひとこと、『今日の給食で挑戦する食べ物を決めよう』でした。
克服のスタートは『ちょっとずつ食べはじめる』こと。ちょっとずつ、1歩ずつ一緒に進んでいきましょう。


好き嫌いをなおすには?

松丸先生 一番大切なのは「きみのために作ってるんだよ」と子どもに伝えることです。また食材に対するマイナスイメージを与えないことも重要でしょう。大人にも嫌いな食べ物があるのは仕方ないのですが、それを日ごろ言葉で伝えてしまっていると、子どもの中に自然とその食べ物への恐怖心が芽生えてしまうので極力控えましょう。また嫌いなものを食べられた時には「ママはそれ苦手なんだけど、食べられてえらいね」と肯定的なほめ方をするのもポイントです。

食べムラがあり、好きなものだけ食べます。

松丸先生 大皿に盛らず、一人ずつお盆にセットしてテーブルに出しましょう。自分の分を認識できることが大切です。生野菜などは、子どもの口の大きさに合わせて小さめにカットしてみるだけで、食べるようになることがあります。食材のカットサイズを見直すことも時には有効です。

家だとわがままを言って好き嫌いします。

松丸先生 もし学校でその食材を口にできているなら、家で親に甘えたい気持ちが出ているだけです。あまりきつく言わず、甘えさせてあげてもいいかなと思います。

牛乳が飲めません。

松丸先生 アレルギーでなく、牛乳が嫌いで飲めない場合は、色々な牛乳のタイプを試すのも一つの方法です。濃いめ、さっぱりめ、加工乳や乳製品、冷たいか温かいかでも印象はかなり違いますよ。それでも飲めなければ、ちょっとだけ「カルピス」を足してあげてください。ほとんどの子が克服できます。

苦手な食材を食べません。

松丸先生 食べなくても食卓には出してあげてください。家族が食べていると、箸をつけ出す時があります。また調理に使う包丁をよく研いでおくのも大切です。包丁の切れ味一つで食材の味がおいしくなり、苦手の克服につながることがあります。

おやつのあげ方は?

松丸先生 おやつは子どもの楽しみ。それで頑張れる子もいますから、あげてもいいと思います。量を大人が決めて「今日はこれだけだよ」と渡してあげてください。

好き嫌いが多く、偏食です。

松丸先生 どんな食べ物も「とりあえず食卓に出してみる」ことです。親がおいしそうに食べていれば、子どももチャレンジしたくなるもの。そして、嫌いなものでも1口だけ、頑張って食べるようにさせましょう。それを褒めて、食べる量を少しずつ増やしていければ良いですね。ご飯を作る時に、味見係になってもらうのも効果抜群。また、ベランダ菜園など「食べるものを作る体験」も有効ですよ。

1点食べを直したいです。

松丸先生 順番に食べる意味を伝えてみましょう。「口内で味が複雑に混ざり合っておいしくなるんだよ」「全部食べられたら見た目がすっきりキレイだね」などの言葉を子どもはちゃんと理解し、改善に向かいます。

小食で、あまり量が食べられません。

松丸先生 デザートに果物を。もう食べられないとなったときに「果物を食べておしまいにしよう」と、別腹感覚で量を増やします。

食べるときに落ち着きがありません。

松丸先生 食卓は「食べる環境」になっていますか?食べるときは、テレビを消して、携帯電話もテーブルから離しましょう。 食べるという行為を「大事なもの、大切なもの」と意識できるように、食事に集中できる環境を整えましょう。また、食事中に「今日のみそ汁、何が入っているかな?」など、食を考える話題を出すのもとてもいいですね。「食べる=楽しい」と思える工夫を。


好き嫌い克服のワンポイントアドバイス

野菜嫌いへのアドバイス

野菜嫌いをなおすには「キライな野菜が入っていると認識させ、少しずつ食べる」のが有効です。苦手でも食べてもらおうと、細かくみじん切りにしてわからなくするのは常とう手段。しかし、それでは根本的な解決にはなりません。認識し、少量から口にしていって最終的に平気になるというステップを踏むのが本当の克服。そのためにはその食材が「おいしさの決め手」になる料理を選ぶのが重要です。

魚嫌いへのアドバイス

魚が苦手になる大きな原因は、骨と臭み。克服には、それらが少ない白身魚からはじめましょう。焼き魚でもはじめは白身魚で出し、慣れたらこの2つの要素がより強い青魚へと移行させるのがうまいやり方です。煮魚ならねぎや生姜で臭みを消したり、圧力鍋で骨がやわらかくなるまで煮込むのも手です。

松丸先生オススメ まぜるだけ!〉『子どもと一緒にできるやきいもアイス』作り方は、作り方は、やきいも1/2本とバニラアイス1個をまぜあわせるだけ
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