私たちは食べなくては生きていけません。
世界では、食べ物に困っている人が9人に1人いると言われており、近い将来、これよりもっと増加すると言われています。
そんな中でも、日本では1人あたりお茶碗1杯分の食べ物が毎日捨てられていると言われています。
普段の私たちの行動で、この問題は解決できます。
未来の私たちのためにも、食品ロスについて考えてみませんか?
日本では、1年間に約523万トン(農林水産省 日本の食品ロスの状況(令和3年度))も食品ロスが出ています。
その量は、1年間に世界で飢餓に苦しむ人々に届けられた食料援助量約440万トンをはるかに超える量です。
食べ物を作るには、広い土地をたがやしたり、たくさんの水や電気などのエネルギーを使ったりしています。
食べ物は、お金を払って得ることができます。また、捨てられた食べ物を燃やすのにもたくさんのお金がかかります。
食べ物が私たちの食卓にあがるまでに、たくさんの人が心をこめて作ったり、運んだり、料理をしたりしています。
食べ物を燃やすことで、地球温暖化の原因になる二酸化炭素が発生しています。
2015年、国連に加盟するすべての国が賛成した世界共通の目標です。
貧困や飢餓、人権、気候変動などのさまざまな問題を解決して、いつまでも安心して暮らせる社会を実現するため、2030年の達成を目指しています。
12番目の目標 『つくる責任・つかう責任』
この中で、小売や消費の段階で、捨てられる食料を1人あたり半分に減らすことを目標としています。
食品ロスをなくすことは、SDGsの目標として掲げられています。
食品ロスについての理解を深めて自分ごと化するために「クイズ」「学習」「節約」の3つのコンテンツを用意しました。活用して、食品ロスゼロを目指しましょう。
身近にできる食品ロスゼロ対策にチャレンジしましょう。
レシピシミュレーターを使えば、毎日の食卓から食品ロスゼロ対策をすることができます。
出荷する量を正確に予測して作ります
作りすぎてたくさん余ってもロスが増えます。明治では、必要な量を正確に予測するシステムを開発しています。
賞味期限を延長する改良をしています
商品の賞味期限を長くするために、中身や容器を含めた製造方法の改良を常に行っています。
賞味期限を年月表示にしています
菓子類は賞味期限が長い商品です。
一日二日過ぎたから食べられないというわけではありません。
ロスを減らすようにお店と協力しています
賞味期限が短くなった商品を無駄にしないようにお店と相談をして、大きなロスにつながる期限切れ品の廃棄防止に努めています。
フードバンク団体に寄贈をしています
明治では必要な人たちに食品が届くように工夫をしています。