身近なことからチャレンジしよう!目指せ!食品ロスゼロ

わたしたちは食べなくては生きていけません。

世界では、食べ物にこまっている人が9人に1人いるとわれており、近い将来しょうらい、これよりもっと増加ぞうかするとわれています。
そんな中でも、日本では1人あたりお茶碗ちゃわん1ぱい分の食べ物が毎日てられているとわれています。

普段ふだんわたしたちの行動で、この問題は解決かいけつできます。
未来のわたしたちのためにも、食品ロスについて考えてみませんか?


食品ロスってなに?

日本では、1年間に約570万トン(2021年11月農林水産省発表)も食品ロスが出ています。
その量は、1年間に世界で飢餓きがに苦しむ人々にとどけられた食料援助えんじょ量約420万トンをはるかにえる量です。

〈図表〉日本の食品ロスと世界の食料援助量

3つのもったいない

自然

食べ物を作るには、広い土地をたがやしたり、たくさんの水や電気などのエネルギーを使ったりしています。

お金

食べ物は、お金をはらって得ることができます。また、てられた食べ物をやすのにもたくさんのお金がかかります。

心

食べ物がわたしたちの食卓しょくたくにあがるまでに、たくさんの人が心をこめて作ったり、運んだり、料理をしたりしています。

+

環境汚染

環境汚染

食べ物をやすことで、地球温暖おんだん化の原因げんいんになる二酸化炭素にさんかたんそが発生しています。

SDGsと食品ロスの関係

SDGsとは

2015年、国連に加盟かめいするすべての国が賛成さんせいした世界共通の目標です。
貧困ひんこん飢餓きが人権じんけん、気候変動などのさまざまな問題を解決かいけつして、いつまでも安心してらせる社会を実現じつげんするため、2030年の達成を目指しています。

SDGs 17のゴール
SDGs 12番目の目標『つくる責任・つかう責任』

12番目の目標 『つくる責任せきにん・つかう責任せきにん

この中で、小売や消費しょうひ段階だんかいで、てられる食料を1人あたり半分にらすことを目標としています。


食品ロスをなくすことは、SDGsの目標としてかかげられています。


食品ロスを知ろう!

食品ロスについての理解りかいを深めて自分ごと化するために「クイズ」「学習」「節約」の3つのコンテンツを用意しました。活用して、食品ロスゼロを目指しましょう。


さあ、一歩を踏み出そう! 身近にできる食品ロスゼロ対策たいさくにチャレンジしましょう。
レシピシミュレーターを使えば、毎日の食卓しょくたくから食品ロスゼロ対策たいさくをすることができます。



明治ではこんなことを行っています!

出荷する量を正確せいかく予測よそくして作ります

作りすぎてたくさんあまってもロスがえます。明治では、必要な量を正確せいかく予測よそくするシステムを開発しています。

賞味しょうみ期限きげん延長えんちょうする改良をしています

商品の賞味しょうみ期限きげんを長くするために、中身や容器ようきふくめた製造せいぞう方法の改良をつねに行っています。

賞味しょうみ期限きげん年月表示ひょうじにしています

菓子かし類は賞味しょうみ期限きげんが長い商品です。
一日二日ぎたから食べられないというわけではありません。

ロスをらすようにお店と協力しています

賞味しょうみ期限きげんが短くなった商品を無駄むだにしないようにお店と相談をして、大きなロスにつながる期限きげん切れ品の廃棄はいき防止ぼうしに努めています。

フードバンク団体だんたい寄贈きぞうをしています

明治では必要な人たちに食品がとどくように工夫くふうをしています。