文部科学省の「体力・運動能力調査」によると、近年、体力・運動能力が高い子どもと低い子どもの格差が広がり、中でも、低い子どもが増加して運動をする子どもとの差が広がるという二極化傾向が指摘されています。
また、以前より、転んでも手が出ずに、直接顔や頭を床や地面に当ててケガする子どもが話題になっています。その主な原因は、バランス能力と危機回避能力の低下です。
発育期にある子どもたちは、様々な不安定なバランス姿勢から、倒れそうになってもしっかりと一歩を踏み出す動作を身に付ける必要があります。そのためには、バランス良く栄養を摂りながら、楽しく笑顔で運動を続けることが基本です。