札幌市立平岡公園小学校で出前授業を行いました!
札幌市立平岡公園小学校は、平成7年に創立された本年度で28年目、全校児童約650名の学校です。校木は桜(ソメイヨシノ)で、春、中庭や校地には、色鮮やかなピンク色の桜が咲き誇ります。近くには、春に梅の香りがただよう、季節の彩り豊かな「平岡公園」があります。雄大な自然に囲まれた中で心と体を育みながら、子どもたちは日々楽しく学校生活を送っています。今回、食育の観点から「いのち」の尊さや大切さについての理解を深めることを目的に、みるく教室を受講しました。
- 対象
- 3年生4クラス 112名
- 日時/場所
- 2022年11月30日(水)8:50~12:20/北海道札幌市清田区 札幌市立平岡公園小学校
- 内容
- お話「乳牛について」
- 子牛の大切な物を分けてもらっているということが分かったので、これからは牛乳をもっと大切にいただきたいと思いました。
- 酪農家さんのインタビューで、「牛は、最後はお肉になる。」と聞きました。牛乳・肉などを食べるときは、ちゃんと「ごちそうさま」や「いただきます」を言って、感謝をして食べようと思いました。
- 牛の命をあずかって、大事に育ててあげられる酪農家さんがすごいと思ったし、牛もうれしいだろうなと思いました。わたしも誰かのために何かをしてあげられる人になりたいです。
- 乳牛は、新鮮な牛乳がとれるし、美味しく食べられるお肉にもなるよい動物だけど、その代わり、少し悲しい一生でもあるんだなと思いました。自分の中で好きな動物だと思いました。
給食のメニュー定番の「牛乳」。その牛乳が、自分たちのもとに届くまでの道のりには、たくさんの工程や様々な人のかかわりがあることがわかりました。そして、その道のりの出発点にいる「乳牛」の存在を深く知ることもできました。「乳牛」とはどんな生き物なのか、「乳牛」からどのようにミルクを搾っているのかなど、VTRやスライド、実物大の乳牛のイラストを用いて、分かりやすく教えてくださいました。子どもたちからは、「そうなんだ!」「すごい!」と、一つ一つのことを知る度に驚きの声が上がっていました。ほかにも、乳牛から出るミルクは、妊娠、出産を経て搾り出されていることや、役目を終えた乳牛が最後は肉として食べられることも教えてくださいました。毎日飲んでいる牛乳が、「いのち」のつながりの中にあるものだということを強く感じ、「いのち」の大切さや尊さへの理解を深めることができました。貴重な学びの機会をありがとうございました。