大牟田市立田隈中学校で出前授業を行いました!
大牟田市立田隈中学校は、大牟田市の北東部に位置し、旧三池藩の城下町とそれをとりまく農村地帯、国道、県道に沿う商業地帯及び住宅街の地域にある学校です。本年度は、「伸ばす~認め合い、支え合い、高め合う~」をキーワードに、毎日の学習活動・学校生活に取り組んでいます。また、福祉教育やキャリア教育をはじめとする体験活動を通して、SDGsの実現に向けた指導をめざしています。
- 対象
- 中学3年生 151名
- 日時/場所
- 2022年4月14日(木)11:55~12:45/福岡県大牟田市 大牟田市立田隈中学校
- 内容
- お話「希望のチョコレート」
- いつも食べているチョコレートが、ガーナの人たちの努力と長い年月をかけて作られていることを知りました。今日学んだことを生かして、これからは節水をしたり、食べ残しを減らしたりするなど、自分にできることを行っていきたいです。
- 今日の授業で分かったことは、チョコレートを作るにはたくさんの人が協力してできていることです。だから、チョコレートを食べる際や、給食などの日常的な場面でも食に感謝しようと思います。
- 普段あたり前のように食べているチョコレートが、カカオ農家さんの苦労や長い時間をかけて作られていることを知り、これからはもっと感謝して食べようと思いました。カカオは想像していたサイズより大きいサイズだったので驚きました。
チョコレートができるまでの流れを、カカオの段階から詳しく知ることができました。自分たちが普段食べているチョコレートができるまでに5~10年かかっていることに、生徒は驚いていたようです。また、ガーナの人たちが困っていることを知り、それを改善するために自分たちに何かできることはないか考えることができました。話し合いの時間で、生徒同士が活発に意見を交換できたのは、分かりやすいスライドとともに、カカオの実の模型やカカオの木のタペストリーなどを示しながら講話をしてくださったからだと思います。
今回の講座を通して、生徒が食事を大切にすることはもちろん、他の国を支援するために、自分たちができることを少しずつ実行しようとする意識が高まることを期待しています。