前菜からはじまり、スープ、メイン料理、デザートと順番にひとつひとつ料理を出すサービスはロシアで誕生しました。遠くにあるものを取りやすく、作りたての料理を冷めないまま順々に出す形式が根付いたのです。この出し方はコース料理としてフランス料理をはじめ世界中で定着し「ロシア式サービス」と呼ばれています。
マヨネーズの消費量は世界一
ロシア人はマヨネーズが大好きで、その消費量は世界一。マヨネーズの発しょうはスペインですがフランスに広がり、やがてロシアへ。寒冷地のロシアではマヨネーズのようなカロリーの高い食品が好まれ、19世紀後半にモスクワの高級レストランで外国人シェフが考案した「オリヴィエ・サラダ」にマヨネーズが使われたといいます。ソヴィエト連邦時代の1930年代になって広くふきゅうしました。
ふつうのマヨネーズのほか、トマト味やにんにく味などさまざまな種類のマヨネーズが売られています。