ベトナムで一番人気があるスポーツはサッカーです。おもりの付いた羽根を足でけり合う「ダーカウ」という伝統的スポーツも親しまれています。ダーカウは足で行うバドミントンのようなスポーツで、中国で生まれたといわれています。
みんなもよく知っているラグビー、サッカー、テニス、ゴルフはすべてイギリス生まれのスポーツといわれています。
野球の原型となった「クリケット」は、日本ではあまり知られていませんが、世界ではサッカーの次に競技人口が多いスポーツです。
アメリカで1番人気のスポーツは、アメリカンフットボール(アメフト)。アメリカ発しょうのスポーツなので当然といえば当然ですが、プロや学校対こうの試合は大人も子どもも夢中で観戦します。
ブラジルを代表するスポーツといえば「サッカー」だけれど、「カポエイラ」もプロとして活やくしている人たちもいる人気のスポーツ。学校が終わったあとにカポエイラを習う子どもも多く、カポエイラを教える教室は増えているんです。
ガーナは、アフリカの中でサッカーの強い国として知られていますね。男の子はサッカー、女の子はバレーボールが大好きです。
派手なふく面レスラーが登場する「ルチャリブレ」と呼ばれるプロレスも人気があって、家族で試合を見にいったりします。
ウインタースポーツが盛んなフィンランドには、プロのアイスホッケーリーグ「SMリーガ」があり、ヨーロッパくっ指の強ごうチームがうでを競っています。男の子たちはアイスホッケーが大好き。女の子たちに人気なのは、夏は乗馬で、冬はフィギュアスケートです。
寒い季節になると、みんなでスケートを楽しみます。広場を囲って水を張って作ったスケートリンクですべったり、こおった運河の上をすべって遠くまで遊びにいったりします。
インド発しょうのスポーツで、国技となっているのが「カバッディー(カバディ)」です。2つのチームに分かれて戦い、できるだけ多くの人にタッチして自分のじん地に戻るというのがルールの基本です。
伝統的なスポーツには、650年の歴史をもつ「ヤールギュレシ」という、日本のすもうに似た格とう技があります。これはトルコの国技にもなっています。ヤールはトルコ語で「油」、ギュレシは「すもう」という意味があり、選手は全身にオリーブオイルをたっぷりぬって競技をします。
国土の多くを海に囲まれた海洋国家であり、温暖な気候にめぐまれていることから、セーリングは子どもから大人まで広く親しまれています。沿岸都市にはたくさんのセーリングクラブがあり、技術を学ぶ環境も万全です。また国際的なセーリング競技大会が多く開さいされています。
国技は、テコンドーという空手に似た格とう技です。空手とくらべてけり技がたくさんあり、試合の時は頭に防具をつけるところが特ちょうです。小さいころからテコンドーを習っている子どもたちもいます。