ブルガリアといえば、すぐ思いうかぶのはヨーグルト。牛乳から作るヨーグルトがいっぱん的ですが、羊の乳からも作ります。牛乳と羊の乳を混ぜて作るヨーグルトもあって、味わいがそれぞれちがいます。
ヨーグルトはそのまま食べたり、いろいろな料理にも使うのがブルガリア流。例えばドレッシングにしてサラダにかけたり、刻んだきゅうりやクルミを入れた冷たいスープ「タラトル」にしたり。毎日たくさんのヨーグルトを食べるブルガリア人。長寿の人が多いのは、いつもヨーグルトを食べているからかもしれませんね。
豆腐みたいなチーズ?!
同じ白い食べ物といえば、チーズも種類が豊富。牛乳だけでなく、羊ややぎの乳で作ったチーズもよく食べられています。ブルガリア人は、ヨーグルトと同じく毎日のようにチーズも食べるんですよ。だから売っているサイズもとってもビッグ。1kg単位で売られているものもあります。
ブルガリアを代表するのは「シレネ」という真っ白なチーズ。塩水につけて作られていて、長方形にカットされたものは見た目がまるで木綿豆腐のよう。細かくおろしてサラダにたくさんかける「ショプスカサラダ」もとても人気です。