ベトナム中部の世界遺産の町「ホイアン」では、毎月満月の夜(旧暦の14日)にランタン祭りがひらかれています。満月の夜になると、街のあかりはいっせいに消され街の中はランタンのあかりだけになります。
「サマン・ダンス」は、楽器を使わずに、自分の胸や太もも、ゆかなどをたたいて音を鳴らしておどります。足を組んだりひざをついて一列に並んでおどるのが特ちょうです。また「バリぶよう」は、きらびやかな衣装とかんむりをつけガムランというインドネシアの打楽器にあわせておどります。
清明節は日本のおぼんにあたる伝統的な祝日。日本とちがうのは、先祖に送るためお墓の前でお金を燃やすこと。先祖においのりした後は、花見をしながらお供えのごちそうをその場で食べてえん会を楽しむのが中国の習慣です。
7月4日はアメリカの独立記念日で、昼間はパレードを見に行ったり、バーベキューパーティーをしたりと、みんなで飲んだり食べたりして祝います。ほかにも野球の試合があったり、熱気球を飛ばしたり、コンサートやホットドッグの早食い競争なども行われ、にぎやかな1日となります。夜になると全米各地で花火大会が行われて1日をフルに楽しみます。
フィンランド北部ラップランドのロヴァニエミにはサンタクロース村があります。ここでは世界各国の子どもたちから届く手紙にサンタが返事を書いたり、クリスマスプレゼントの準備をしたりしています。
ブラジルでお祭りといえば、真っ先に思いうかぶのが「カーニバル」。「謝肉祭」と呼ばれるカトリックのお祭りで、2月か3月にブラジル各地で3日ないし一週間行われます。なかでも有名なのが、はなやかにかざりつけをした山車などが大通りを行進するリオデジャネイロの「リオのカーニバル」ですね。
バラの収かくを祝うバラ祭りは、5月下じゅんから6月上じゅんにかけて首都ソフィアの東部に広がる「バラの谷」と呼ばれるエリアで行われます。最も有名なのはカザンラク市で行われるものです。祭りでは民族衣装を着た人たちが歌ったりおどったりするほか、パレードが行われたり、バラの女王が選ばれたりとにぎやか。世界中から観光客も訪れ、バラつみを体験することもできます。
インティ・ライミは、6月24日の冬至の日に世界遺産の街クスコで行われるインカ帝国の祭り。見どころは、色とりどりの衣装を身につけた人々のおどりと音楽、そして7色のインカの旗が街中にはためく美しい風景です。
毎年11月に開さいされる日本のおぼんのような行事です。祖先の墓に花をささげてお墓参りをして、祖先のれいを導きます。この時期になると、お店ではドクロ(がいこつ)をかたどった砂糖やチョコのおかしが売られます。友だちの名前が入ったドクロのおかしをおくりあったりするんですよ。
タイには1年間のうちにお正月が3回あります。
1つは1月1日の元たん。2つ目は昔のこよみである旧れきのお正月で、現在のこよみに当てはめると1月下じゅん〜2月中じゅん。そして3つ目がタイれきの旧正月で、毎年4月13〜15日です。
春の訪れを祝うお祭りとなっているのが、3月に開さいされる「ホーリー祭」。人々は色を付けた粉や水をだれかれかまわずかけあってお祝いします。
この日は世界各国から子どもたちをトルコに招待してホームステイをして子どもたち同士の友情を深めます。いっしょに歴史的な場所を訪ずれたり、食文化を学んだりもします。
毎年8月下じゅんにブニョールという小さな町で開されるとてもユニークなお祭りです。人口1万人ほどの小さな町ですが、この祭りのためにスペイン各地や世界中から観光客が集まり、その数は約2万人にも!
ブショー・ヤーラーシュは毎年2月に南部の街モハーチで、キリスト教の謝肉祭に行われるお祭りです。おそろしい顔の仮面をかぶって、かつて支配下にあったオスマン帝国の兵士を追い出す、もしくは春をむかえるために冬を追い出すという意味があったと伝えられています。
7月14日はフランス革命を祝う日で、「トリコロール(三色旗)」と呼ばれる国旗があちこちではためき、各地で花火が打ち上げられて盛大にお祝いをします。パリでは軍事パレードが行われ、大統領が演説するほか、各地で音楽祭やダンス・パーティーが行われます。この日を過ぎると、夏の休か(ヴァカンス)が始まります。
クリスマスは1月7日。ロシアのクリスマスには、世界中で知られているサンタクロースではなく、魔法のつえとプレゼントぶくろを持ち歩いているマロースじいさんと、スネグーロチカ(雪むすめ)というマロースじいさんの孫むすめが登場します。
しか狩りの競争をするお祭り、魚をとる競争をするお祭り、ヤムイモのお祭り、火のお祭りなど。とうもろこしのお祭りというのもあって、大きなお皿にスープや魚を入れ、とうもろこしといっしょにそれをみんなで食べるのです。