シンガポールという国名は、マレー語で、ライオンの町を意味する「シンガプーラ」からきています。上半身は「ライオン」で下半身が「魚」のマーライオンはシンガポールの象ちょうとして有名です。
ベトナムは自動車に高い税金がかかり、街中は電車が通っていないため、ほとんどのベトナム人はバイクで移動をしています。どの道もバイクだらけで、特に朝・夕の通勤、通学のラッシュ時間帯は交通渋滞もすごく、クラクションがあちらこちらで鳴りひびいています。バイクで埋め尽くされた道は観光客の名物にもなっているほどです。
世界で最も有名なフィンランド語は、もしかしたら「サウナ」かもしれません。約554万人の人口に対して200〜300万のサウナがあるといわれています。サウナは子どもの時は家族で入ったり、大きくなると友だち同士で入ったり、お客さんを家に招いていっしょに入ったりして、うちとけた気分で話をしたりします。
千円札に印刷されているのは、世界的に有名な細菌学者、福島県出身の野口英世博士ですね。ノーベル生理学・医学賞の候補に三度も名前が挙がったんですよ。しかし、黄熱病の研究中に病気にかかり、1928年に現在のガーナの首都アクラで51才で亡くなっています。そのため、博士が研究していたコレブ病院に記念館と日本庭園が残されています。
ブルガリアの首都ソフィアには、「クレックショップ」という便利なお店がところどころにあります。日本でいえば“コンビニ”ですね。地下にある倉庫を改装した半地下の店が多く、小窓から店員さんに欲しいものを注文するスタイルです。
南米最大の広さの国ブラジルは大自然の宝庫。その代表格といえば熱帯雨林のジャングルを流れる大河アマゾン川。また、アルゼンチンとの国境には、ナイアガラのたき(北米)、ヴィクトリアのたき(アフリカ)と並ぶ「世界三大ばく布」の1つ、イグアスのたきがあります。
古代文明が各地で栄えたメキシコには、当時のすぐれた文化を伝える遺せきがたくさん残されています。マヤ文明が栄えたユカタン半島の古代都市チチェンイッツァには、ピラミッド型の神でんがあって、毎年2回、春分と秋分の日に羽をもつへびの神「ククルカン」が、かげとなって姿を現すように設計されているんです。
大好きなごらくの1つが映画です。映画産業の中心地であるボンベイ(ムンバイの旧名)で作られる映画のことを、アメリカのハリウッドにひっかけて「ボリウッド映画」と呼びます。
国民の約95%が仏教徒といわれています。男性は一生に一度、僧となって修業をする「出家」が望まれています。出家することは親孝行であり、一人前として認められることになるそうです。
この手話は、イギリスの手話とアメリカの手話を取り入れ、さらにマオリのおどりの中に登場する、顔や手を使った感情表現も使われる独特なものです。
ノルマンディー地方にあるモン・サン=ミッシェルは、海岸から近い小島にそびえる修道院。周辺は潮の干満がはげしく、島は満ち潮の時は海にうかび、引き潮の時は陸とつながって歩いてわたることができ、巡礼者が修道院に通いました。
ハンガリーの人々は自分たちのことをマジャル人(マジャール人)といい、その先祖はアジアとヨーロッパの境のウラル山脈あたりにいた騎馬遊牧民でした。
マジャル人(マジャール人)は騎馬による軍事力で領土を支配し、今では他の民族と混血をくりかえしてヨーロッパ人らしい特徴の顔立ちを持っています。
4年に1度行われるスポーツの祭典であるオリンピックの原型は、紀元前776年にギリシャのオリンピアンの地で誕生し「オリンピア祭典」(古代オリンピック)などと呼ばれた、主神ゼウスにささげる宗教行事でした。その後、第1回近代オリンピックが1896年に、フランスのピエール・ド・クーベルタン男しゃくの発案によって、オリンピックのふるさとであるギリシャのアテネで初めて開さいされました。
東シベリアの北極けんに近いサハ共和国のオイミャコン村は、1926年にマイナス71.2℃という気温が記録された、人が住む地域では世界一寒い村として知られています。