• 好き嫌いを直すには?
  • この食べ方は大丈夫?心配な食べ方

好き嫌いを直すには?

松丸先生

一番大切なのは「きみのために作ってるんだよ」と子どもに伝えることです。また食材に対するマイナスイメージを与えないことも重要でしょう。大人にも嫌いな食べ物があるのは仕方ないのですが、それを日ごろ言葉で伝えてしまっていると、子どもの中に自然とその食べ物への恐怖心が芽生えてしまうので極力控えましょう。また嫌いなものを食べられた時には「ママはそれ苦手なんだけど、食べられてえらいね」と肯定的なほめ方をするのもポイントです。


野菜嫌いを直すには?

松丸先生

野菜嫌いを直すには「キライな野菜が入っていると認識させ、少しずつ食べる」のが有効です。苦手でも食べてもらおうと、細かくみじん切りにしてわからなくするのは常とう手段。しかし、それでは根本的な解決にはなりません。認識し、少量から口にしていって最終的に平気になるというステップを踏むのが本当の克服。そのためにはその食材が「おいしさの決め手」になる料理を選ぶのが重要です。


魚嫌いを直すには?

松丸先生

魚が苦手になる大きな原因は、骨と臭み。克服には、それらが少ない白身魚からはじめましょう。焼き魚でもはじめは白身魚で出し、慣れたらこの2つの要素がより強い青魚へと移行させるのがうまいやり方です。煮魚ならねぎや生姜で臭みを消したり、圧力鍋で骨がやわらかくなるまで煮込むのも手です。


家だとわがままを言って好き嫌いをする…

松丸先生

もし学校でその食材を口にできているなら、家で親に甘えたい気持ちが出ているだけです。あまりきつく言わず、甘えさせてあげてもいいかなと思います。
ときには、「ちょっと手伝って」と頼んで料理作りに参加させるのも一案です。簡単な具を乗せたり塗ったり、衣をつけたり、材料をかき混ぜたりする程度ならいつでもできて、料理を作る楽しさから、食べてみようという気持ちが湧いてきますよ。


牛乳が飲めません。

松丸先生

アレルギーでなく、牛乳が嫌いで飲めない場合は、色々な牛乳のタイプを試すのも一つの方法です。濃いめ、さっぱりめ、加工乳や乳製品、冷たいか温かいかでも印象はかなり違いますよ。それでも飲めなければ、ちょっとだけ「カルピス」を足してあげてください。ほとんどの子が克服できます。また、時々料理やデザートに使うと、味や匂いに慣れてくることもあります。牛乳は成長期に大事なカルシウムやビタミン類のすぐれた供給源なので、色々工夫してあげてください。


苦手な食材を食べません。

松丸先生

食べなくても食卓には出してあげてください。家族が食べていると、箸をつけ出す時があります。また調理に使う包丁をよく研いでおくのも大切です。包丁の切れ味一つで食材の味がおいしくなり、苦手の克服につながることがあります。
また、子どもが好きな「もちッ」とした食感のすいとんなどと苦手な野菜類をいっしょに調理すると、抵抗なく食べられることもあります。肉が苦手な場合は、やわらかい部位を選び、甘酸っぱい味や香ばしさをプラスすると食べやすくなるでしょう。野菜嫌い、魚嫌いへのアドバイスは別項を参照してください。


好き嫌いが多く、偏食です。

松丸先生

どんな食べ物も「とりあえず食卓に出してみる」ことです。親がおいしそうに食べていれば、子どももチャレンジしたくなるもの。そして、嫌いなものでも1口だけ、頑張って食べるようにさせましょう。それを褒めて、食べる量を少しずつ増やしていければ良いですね。ご飯を作る時に、味見係になってもらうのも効果抜群。また、ベランダ菜園など「食べるものを作る体験」も有効ですよ。
さらに、料理をちょっと変わった名前にすると、「なにそれ?」と興味をそそられ、食べる意欲が目覚めてきます。おすすめレシピを参考に、ワクワク、楽しい気持ちを誘うネーミングを考えてみませんか。また、100円ショップにもある小さなホワイトボードを冷蔵庫につけ、今日の献立名を書いておくようにしてみませんか。毎日続けていると、そのうちにきっと子どもから「明日はあれが食べたい!」とリクエストがきますよ。