食物アレルギーがある場合の選び方の注意をお伝えします。
しょうゆ
めんつゆ
ポン酢しょうゆ
小麦によるアレルギーの場合
しょうゆの原材料には小麦が使われていますが、製造工程でアレルゲン性(アレルギーをおこす力)はなくなっているため、基本的にしょうゆは使用できます。しょうゆが使用されているめんつゆやポン酢しょうゆなども使用できることが多いです。
大豆によるアレルギーの場合
しょうゆの原材料である大豆は、製造工程でアレルゲン性(アレルギーをおこす力)はかなり低下しているため、多くの場合しょうゆは使用できます。しょうゆが使用されているめんつゆやポン酢しょうゆなども使用できることが多いです。重症の人は使用の可否を医師に相談しましょう。
みそ
みその原材料である大豆は、製造工程でアレルゲン性(アレルギーをおこす力)はかなり低下しているため、大豆によるアレルギーの人も多くの場合みそを使用できます。重症の人は使用の可否を医師に相談しましょう。
穀物酢
穀物酢の中には小麦を原材料としている酢がありますが、小麦によるアレルギーの人でも使用できる場合が多いです。使用の可否については医師に相談しましょう。
マヨネーズ
マヨネーズの原材料には鶏卵が使用されているので、鶏卵によるアレルギーの人は使用できません。卵不使用のマヨネーズ風調味料が市販されています。
ウスターソース
中濃ソース など
ソースの原材料には小麦が含まれている場合があるので、小麦によるアレルギーの人は原材料をよく確認しましょう。使用の可否については医師に相談しましょう。
カレー
シチューのルーなど
市販のルーには一般的に牛乳や小麦が原材料として使用されています。牛乳によるアレルギー、小麦によるアレルギーの人は原材料をよく確認し、使用されているものは避けましょう。牛乳や小麦不使用のアレルギー対応の製品が市販されています。
複合調味料
「〇〇料理の素」、「〇〇ソース」などの複合調味料などには、牛乳、小麦、大豆、ピーナッツなどが原材料として使用されていることが多いので、これらの食物アレルギーがある場合は、原材料表示をよく確認し、使用している製品は避けましょう。
大豆油
大豆によるアレルギーの人でも大豆油は基本的には使用できます。使用の可否については医師に相談しましょう。
ごま油
ごまによるアレルギーの人でも、ごま油は使用できることがあります。使用の可否については医師に相談しましょう。
バター・マーガリン
バターやマーガリンの原材料には牛乳や乳製品が使用されているので、牛乳によるアレルギーの人は使用できません。牛乳成分を原材料に使用していないアレルギー対応のマーガリン、ショートニングは使えます。
市販のだしの素やブイヨン、スープの素は、原材料に牛乳や小麦を使用しているものがあるので、牛乳や小麦によるアレルギーがある場合は、原材料をよく確認しましょう。かつお節や昆布入りのだしパック(煮出し式)、かつお節やいりこの粉末、鶏がらスープの素などは使用することができます。アレルギー対応のブイヨンなども市販されています。
だしやブイヨンは、手作りなら使用材料がわかり、安心して使うことができます。
手作りのだし・野菜ブイヨン