知って!食物アレルギー

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監修の先生からメッセージ

海老澤元宏 近影海老澤元宏

国立病院機構相模原病院
臨床研究センター
アレルギー性疾患研究部長

食物アレルギーの診療は、この15年でたいへん大きな変貌を遂げました。2002年には、わが国で世界に先駆けてアレルギー物質を含む食品表示が始まり、2005年にはアナフィラキシーの患者さんたちが自己防衛できるように、自己注射用のアドレナリン製剤(エピペン®)も認可されました。最も大きな出来事は、食物経口負荷試験が2006年に入院で、2008年には外来で保険適用の検査として承認されたことです。食物アレルギーの診療の手引きとガイドラインも2005年に刊行され、進化しています。

最近では、乳児期からできるだけ原因食物を完全除去にはせずに、症状が出ない少量の原因食物の摂取を行うことが、重症化させない対策として重要であると考えられています。

インターネットには、根拠のない過剰な「除去食療法」(回転食、抗原強弱表など)の紹介や、特殊な材料を売りつけるようなサイトも未だに見受けられます。

そのような誤った情報に惑わされないように、正しい知識や最新の情報を提供するサイトを、(株)明治のサポートで立ち上げました。食物アレルギーの患者さんや保護者の方に、お役立ていただければ幸いです。