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クリームをおいしく食べよう
クリーム・クリーム類の賞味期限
乳脂肪のみを原料とした「クリーム」で、乳脂肪が18.0%以上のものは未開封で賞味期限は1〜3週間程度です。紙パック入りの牛乳とほぼ同じぐらいの期限です。植物性脂肪からつくられた「クリーム類」の賞味期限は、1ヶ月程度のものもあります。また、コーヒー用クリームにはさらに長い製品もあります。賞味期限に関わらず開封後はなるべく早めに使い切ってください。
クリーム・クリーム類の保存
クリーム類の保存は、温度管理が大切です。パッケージの表示に従って冷蔵保存してください。振動や凍結によって物性に影響がでることがあるので、冷蔵庫のドアポケットや吹き出し口付近に置くのは避けましょう。
ホイップしたクリームは1ヶ月程度冷凍保存できます。ただし水分の離水やクリームの組織のバサツキがみられるので、カレーやシチューなど味が濃い料理の風味調整などに利用することをおすすめします。クリームを解凍する場合は、冷蔵庫内の低温で解凍してください。
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"クリーム"の大半は業務用・加工用?!
クリーム・クリーム類の市販用・業務用・加工用の販売額を見ると、2017年(推定)では、市販用(ケーキなど手作り用途の需要)が153億円で12.3%、業務用(洋菓子店やベーカリーショップ向け)が397億円で31.9%、加工用(製菓・製パンメーカー・洋菓子ベンダー向け)が693億円で55.8%です。つまり、一般消費者が購入しているのは1割強だけで、後の9割弱は洋菓子店やベーカリーショップ、あるいはスーパーやコンビニエンスストアで販売されている商品に使われているということです。
明治でも業務用のクリームを多品種扱っています。有名パティシエなどのお店では、複数のクリームを混ぜるなど、クリームにこだわり、工夫して様々なケーキや菓子を作っています。ホテルやレストランなどでもパスタ、スープ、グラタンなどの料理に上手に利用されています。
(参照:富士経済 用途別販売動向)