知って!食物アレルギー

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受診するときは | 原因食物の除去について

原因食物の除去とは、食物アレルギーの原因となる食物を、症状をおこさせないために食べないことです。食物除去は、必ず医師の適切な診断を受けて行います。医師の正しい診断に基づいた「必要最小限の原因食物の除去」を行うことが、食物アレルギーの管理の原則とされています。

必要最小限の除去とは

①食べると症状が誘発される食物だけを除去する。

“念のため”、“心配だから”といって、必要以上に除去する食物を増やさない。

②原因食物でも、症状が誘発されない
“食べられる範囲”までは食べることができる。

“食べられる範囲”を超えない量までは除去する必要がなく、むしろ積極的に食べることができる。

『厚生労働科学研究班による 食物アレルギーの診療の手引き2014』より一部改変

除去の範囲は人により異なる

食物アレルギーの症状には個人差があります。たとえば鶏卵アレルギーでも、ごく微量の摂取でも症状が出る人では通常は鶏卵を完全除去せざるを得ませんが、鶏卵を少量含むパンやお菓子程度なら症状が出ないという人では、完全にではなく一部を除去します。
このように、一人ひとり食べられる量は異なるため、医師の指導のもとで食物経口負荷試験などを行い、症状なく食べられる量を確認したうえで食べていく(部分解除)ことになります。この「食べて本当に症状が出るものだけを除去する」という考え方が「必要最小限の原因食物の除去」です。

定期的に食物経口負荷試験を受けて
食べられる範囲の確認を

除去食物の種類や除去の範囲は、自分で推測して決めることは適切ではありません。小児期に発症した食物アレルギーは、体の成長とともに徐々に耐性を獲得する(治る)ことが多いため、定期的に食物経口負荷試験を受けて部分解除を進めていくことが大切です。部分解除が進むと食品の選択の幅が広がり、食生活が豊かになります。

原因食物の除去に関するQ&A

個別に当てはまらない場合があります。
くわしくは、医療機関を受診してください。

原因食物の除去は「必要最小限」がよいというのはなぜですか?

食物除去は必要最小限にすることで、選べる食品の選択肢が広がり、調理などでの負担が軽減されます。また、部分解除を積極的に進めていくことは完全解除の時期を早めるという報告もあり、部分解除をすることで除去食物の味に慣れていくというメリットもあります。

食物除去をした結果食べられるようになった食物は、二度とアレルギーをおこす心配はありませんか?

アレルギーをおこす食物が完全解除になってから、また同じ食物で発症するケースは、基本的にはほとんどありません。