成長著しい幼児期(1〜3歳)には栄養が必要です。けれども、一体どのような栄養素を摂ればいいのでしょうか?毎日の食事で気をつけることは何でしょうか?
鉄は脳の成長に大切な栄養素です。しかし1~3歳の2人に1人が鉄不足(※1)の状態です。1日に必要な鉄を摂るには普通の食事だけでは大変です。
厚生労働省が推奨している1日に必要な量(※2)を摂るには、鉄分を補給するのであれば、ゆでたほうれん草だと500g(だいたい2束) (※4)も摂らせてあげないといけません。
鉄不足になると脳だけでなくカラダ中に酸素が行き渡らなくなり、鉄欠乏性貧血になることがあります。体重がなかなか増えない、身長が伸びない、いつも機嫌が悪い、血色が悪いなど気になったら小児科で相談しましょう。
※1 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の推奨量(12~36ヵ月)と「国民健康・栄養調査(平成28年)」の摂取量中央値(12~36ヵ月)の比較
※2 12〜36ヵ月の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」推奨量
※3 12〜36ヵ月の「国民健康・栄養調査(平成28年)」男子の摂取量中央値、ただし女子の鉄摂取量中央値は3.3mg/日
※4 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に計算【ほうれんそう:「ゆでほうれんそう」500g相当】
幼児期は身長が伸びて、体重も増え、毎日の成長が楽しみな時期ですよね。ですから、カルシウムの摂取によって体を支える骨を作っていきたいものです。また、乳歯も20本揃うのがこの時期なので、歯を作ることにもカルシウムが貢献!
とは言え、現実的にはカルシウム摂取量は推奨量を大きく下回っていますので、日々意識してカルシウムを摂るようにしたいですね。
※5 12〜36ヵ月の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」男子の推奨量、ただし女子のカルシウム推奨量は400mg/日
※6 12〜36ヵ月の「国民健康・栄養調査(平成28年)」男子の摂取量中央値、ただし女子のカルシウム摂取量中央値は273mg/日
他には、腸内環境を整えるフラクトオリゴ糖、幼児期に体内で合成できないα-リノレン酸、脳の細胞に役立つDHA、栄養の根幹となるたんぱく質などが、幼児期には必要となります。
フラクトオリゴ糖は玉ねぎやごぼう、アスパラなどに、α-リノレン酸は大豆油やカノーラ油、DHAは青魚、たんぱく質は肉や卵、乳、乳製品、魚介類、豆などに含まれています。
体を作る大切な時期だからこそ、意識して必要な栄養素を摂らせてあげたいとうのが親心。けれども、実は、この時期は遊び食べや食べムラが現れやすく、思うように食べてくれず、栄養不足になりがちです。特に鉄とカルシウムが不足しますので、フォローアップミルクを上手に活用しましょう。
「明治ステップ」なら鉄、鉄の吸収を助けるビタミンC、カルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンD も補給でき、鉄とカルシウムは100% (※7)摂取することができます。さらに DHAやフラクトオリゴ糖、ビタミン も補給することができます。
特に「明治ステップ らくらくミルク」は液体タイプなので、お湯で溶かす必要がなく便利でおすすめです。
※7「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の推奨量(12~36ヵ月)に対する割合(1日あたり「明治ステップ」を400ml飲用した場合)