母乳で育てるために、おっぱい(乳首)のお手入れを
母乳で育てるために、赤ちゃんが吸いやすいかたちの乳首になるよう、妊娠20週ころから、お風呂あがりなどに乳首のマッサージを始めましょう。母乳は血液で作られているからこそマッサージを行い、血行促進させ母乳の分泌をよくする必要があります。
妊娠中から乳首のお手入れを始めましょう
赤ちゃんが吸いやすいかたちの乳首になるように、また赤ちゃんに吸われても傷まないように、妊娠20週ころから、お風呂あがりなどに乳首のマッサージを始めましょう。 乳管を開いて乳汁が出やすい状態にしておけば、産後の授乳もスムーズです。以下に示したのは一般的な方法です。 いつごろから、どのように行うかについては、それぞれ主治医や病院のスタッフに相談してみてください。
乳首の手入れをするときの注意
爪は切り、清潔な手で行います。最初のうちは1~2分程度に。慣れたら10分くらいを目安にします。皮膚が弱い人はクリームなどを塗り、少しずつ慣らします。
乳首を刺激すると子宮の収縮を促すホルモンが分泌されるためおなかが張ってきます。
マッサージが終われば張りはおさまるので心配はいりませんが、つづくようなら10~20分ほど横になり、次からは時間を短めにします。
普通の乳首の場合のお手入れ方法
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片手で乳房を下から支え、もう一方の手の親指と人さし指で乳首を軽くつまむ
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乳首を数回、ひっぱる。
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指先で軽く数回、回す。
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乳首のまわりの乳鈴をひとさし指で軽くマッサージする。
円を描くように。
平らな乳首・陥没乳首の場合のお手入れ方法
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親指と人さし指を、乳輪の外側部分に押しあてて、乳首を押し出すようにする。
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親指と人さし指を、ゆっくりと水平に伸ばす。
ご指導いただいた先生
恩賜財団母子愛育会
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- 総合母子保健センター愛育病院院長
- 中林正雄先生