赤ちゃんは大人と比べて細菌に対する抵抗力が弱いため食中毒になりやすく、症状(嘔吐、下痢、腹痛、発熱など)が出ると治りにくい傾向があります。離乳食は水分が多く薄味で、つぶしたり刻んだりすることから、細菌に汚染されやすく傷みやすいため衛生的に取り扱うことが重要です。食品の取り扱いや調理の際には「食中毒予防の3原則」を心がけ、赤ちゃんを食中毒から守りましょう。
1)食物に細菌をつけない
2)細菌を増やさない
3)細菌をやっつける
食品の中心温度が85℃以上になるように、十分加熱しましょう。
赤ちゃん相談室には
など離乳食のフリージングについてのご相談もいただきます。 まとめて作ってフリージングするときや、解凍するときも、下記のポイントを抑えて衛生面に注意しましょう。
※熱が伝わりやすい金属製のトレイやアルミカップに入れると、より早く冷凍できます。
保存は風味が落ちないように1週間以内でなるべく使い切ります。ミルクや牛乳を入れた離乳食を冷凍することはお勧めしません。解凍方法には電子レンジや小鍋で温める方法がありますが、いずれの方法でも必ず沸騰させて十分に火を通しましょう。電子レンジは均一に熱が入らない場合があるので、何回かよく混ぜながら温めるか最終的には小鍋で火を通すことをお勧めします。
毎日赤ちゃんに接しているお母様は、ちょっとしたことで心配になることもあると思います。そのようなときはお気軽に赤ちゃん相談室までお電話ください。相談員一同お待ちしています。
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