子育ては「?」がいっぱい! そんな時は、明治 赤ちゃん相談室に相談しよう

「明治 赤ちゃん相談室」は、1976年に開設以来、40年にわたってママと一緒に育児を支え続けてきました。

育児にはひとつの正解はないからこそ、悩みや不安がともなうことも。ふと疑問に思うことを誰かに話すだけで心が軽くなったり気持ちが明るくなることがあります。気軽に、栄養士の資格を持った専任の相談員に相談してみませんか?

今回はそんな「明治 赤ちゃん相談室」について、ご紹介します。

明治 赤ちゃん相談室とは?

離乳食や授乳、ママやプレママの栄養相談を電話で受け付けています。ママたちの相談にお答えするのは、管理栄養士、栄養士の資格を持つスタッフです。「母乳やミルクを飲まない」「離乳食をどのようにすすめたら良いか」などのご相談に、ママの考え方や個別の状況に配慮しながら、ママと一緒に向き合っていきます。

どんな人が相談に乗ってくれるの?

「明治 赤ちゃん相談室」には、栄養士の資格を持った、経験豊富な専任の相談員が揃っています。今回は、相談員の三ツ橋悦子さんと鈴木裕美さんにお話を聞いてみました。

  • 三ツ橋悦子 さん
    病産院・小児科での栄養相談を6年間担当し、1993年に「明治 赤ちゃん相談室」に配属。相談員歴27年(2020年時点)。
    三ツ橋悦子 さん
  • 鈴木裕美 さん
    病産院・小児科での栄養相談を6年間担当し、1995年に「明治 赤ちゃん相談室」に配属。相談員歴25年(2020年時点)。
    鈴木裕美 さん

相談員のお二人にインタビュー

具体的にどんな相談が多い?

鈴木相談員:全体では授乳についてのご相談がもっとも多く、次いで離乳食について、生理、赤ちゃんの体調と続きます。赤ちゃんの月齢別では、新生児~3ヵ月は授乳の目安量や授乳間隔、4~8ヵ月は離乳食の始め方や進め方、9ヵ月~1歳はフォローアップミルクの開始時期のご相談が多いですね。1歳以降は、「離乳食を食べない」というご相談が増えてきます。

最近特に多い相談は?

三ツ橋相談員:インターネットで得た情報の真偽を聞かれることが多いです。インターネットで調べると、さまざまな方法が出てきて、何を選んでいいかわからなくなってしまうんですね。情報過多の現代ならではのご相談が増えていると思います。

相談を受ける時に心がけていることは?

三ツ橋相談員:おひとりおひとり状況が違うので、まずは、お話をじっくり伺います。そして、お母様の気持ちを整理していただけるようにお話を進めていくと、自ら答えにたどりつかれることが多いんです。それと、電話に出るときの第一声を大事にしています。私たちは「笑声(えごえ)」と言っているのですが、笑顔のような声でお母様にリラックスしていただけるよう心がけています。

鈴木相談員:迷いながら、お電話をかけていただくお母様もいらっしゃるので、まずはお話をよく伺って、気持ちに寄り添うようにしています。お母様がどうしたいのかを伺った上で、赤ちゃんとお母様にとって最善の方法を一緒に選択していくように心がけています。

印象に残っているエピソードは?

三ツ橋相談員:「話をしたら、スッキリしました」とおっしゃっていただいたことです。その時に、「赤ちゃん相談室」は「赤ちゃん指導室」ではない、だからお母様が悩みから解放されて笑顔で赤ちゃんに向きあえるようになること、それが私たちの役割だと思いました。また、被災したお母様からお電話をいただいたときは、一緒に知恵を絞りました。どんな時でも力になれるよう、知識と経験を積み重ねています。

鈴木相談員:熊本の地震で被災したお母様から、「震災から1ヵ月後に、赤ちゃんが食べなくなり飲まなくなってしまって、どうしたら良いですか?」という相談を受けたことが印象に残っています。赤ちゃんの様子を伺ったところ、月齢的に食べない・飲まない時期に入っていたので、「よくあることなんですよ」とアドバイスをさせていただきました。

やりがいを感じるときはどんな時?

三ツ橋相談員:思いつめてお電話をされてきたお母様の声が、最後の方にふっと明るくなる瞬間があります。その時に、少しはお役に立てたのかなと思えて励みになります。その明るい声を、赤ちゃんに向けてくださればいいなと思っています。

鈴木相談員:相談する場所が近くにない方や、ご両親が高齢で、今の育児はわからないといわれて困っていた方から、「とても感謝しています」と言われたときはうれしかったです。育児が思うようにいかずにひとりで悩んでいる方には、一緒に考えさせていただき、その結果、育児を楽しんでもらえたらいいなと思っています。

赤ちゃん相談室に多い相談内容

相談するママひとりひとりの不安に寄り添い、育児を楽しむためのきっかけをつくる。それが相談員としての喜びにもつながっているのです。
ここまでのインタビューを振り返り、「赤ちゃん相談室」でのお悩み相談トップ3をまとめました。
皆さんも少しでも不安や疑問に思うことがあれば、気軽に相談してみてくださいね。

月に1度の情報共有

「明治赤ちゃん相談室」では、月に1度必ず「研修」を行い、それぞれ応対に苦慮した相談を持ち寄ります。
どんなお声がけをすれば良かったのか、相談員同士で話し合うことで応対の幅を広げ、全員で共有することで、より一層きめ細かな応対につなげることができます。

情報共有風景1

情報共有風景2

相談員さんから、ママたちへメッセージ

最後に「明治 赤ちゃん相談室」のお二人から、ママたちに向けてメッセージをもらいました。

  • 三ツ橋:
    「こんなことを相談しても良いのかな……?」と迷ったときこそ、ぜひお電話をかけてください。家族や友人に相談するぐらいの気軽さで、「明治 赤ちゃん相談室」を利用していただけたら嬉しいです。
  • 鈴木:
    ひとりで考えすぎると、そのことでいっぱいになってしまって、当たり前のことに気づけなくなることがあります。ですから、ちょっとでも悩みがあれば、お電話をかけていただきたいです。赤ちゃんのことを一緒に考えて、少しでもお手伝いができたらと思っています。

40年間ママとともに歩んできた「明治 赤ちゃん相談室」にいつでもお気軽にお電話を

溢れる情報のなか、迷ってしまうこともあるかもしれません。「明治 赤ちゃん相談室」では、一人ひとりのライフスタイルに合わせて、お話しさせていただきます。ささいなことでもお気軽に「明治 赤ちゃん相談室」にご相談ください。いつでも皆さんのお電話をお待ちしています。

明治 赤ちゃん相談室風景

明治 赤ちゃん相談室

電話番号 0120-035-553
相談時間 月曜日〜金曜日 10:00〜15:00
※但し、毎月第3火曜日と祝日、および年末年始はお休みさせていただきます。

※2020年4月1日からナビダイヤルからフリーダイヤルでの受付になりました。

明治 赤ちゃん相談室
赤ちゃんとお母様の栄養や育児の相談を
電話でお受けしています。
無料ですのでお気軽にお電話ください。