妊婦体操って?

妊婦体操は、安定期に入った妊娠中の女性に適した運動で、マタニティ・エクササイズとも呼ばれています。マタニティヨガよりも前から行われており、妊娠中だけでなく、分娩時にも大切な要素を取り入れた運動です。体重増加を防ぎ、気分転換やストレス発散にもなります。

妊婦体操の基本である3つの要素となる「正しい姿勢」「リラックス」「呼吸」を身につけることによって、上手な出産ができるようになります。

お腹が大きくなり、重くなってくると、そり身から腰痛になったり、足のつりなどのマイナートラブルが起こりやすくなります。
正しい姿勢を身につけることで、これらを緩和する効果があります。

出産時、緊張したり無駄な力が入ると、赤ちゃんが産道を通りにくくなることがあります。
妊娠中に、力を抜いてリラックスする練習をしておくことにより、出産時に緊張をゆるめ、深い呼吸を身につけることで、心を落ち着かせて上手な出産ができるようにしましょう。

さらに、「産後は産前から」というように、出産後すぐにできる体操を覚えておき、退院前から病院でもすぐに始められるよう準備をしましょう。

【注意!】
安定期に入ってから始め、お腹が張ったり気分が悪くなったらすぐに体操をやめましょう。
自分の体調と相談しながら、無理のない強さや回数で行いましょう。

ご指導いただいた先生
妊産婦体操研究委員体操デザイナー

  • 湯澤きよみ先生
  • 湯澤美樹先生