- 明治おいしい牛乳
- 1カップ
- 水
- 1/2カップ
- 粉(こな)寒天
- 4g
- さとう
- 40g
- れんにゅう
- 80g
- お好みのカットフルーツ
- 適宜(てきぎ)
- なにをしたらとけないアイスが作れるのかな?
- とけないアイスと、とけるアイスのちがいは何かな?
アイスがいつまでもとけないなんて、夢(ゆめ)のよう!なにを使ったらとけなくなるのかな?
- 何でできているのか予想してみよう!
アイスなのに、とけにくいのはなぜ?
寒天を使うと、とけにくくなるんだよ!
寒天でとけないアイスを作ってみよう!

- なべ 1個(こ)
- 木ベラ 1本
- アイスキャンディー型(かた) 適宜(てきぎ)
- アイス棒(ぼう) 適宜(てきぎ)

鍋(なべ)においしい牛乳、水、粉(こな)寒天、さとうを入れて中火にかけて木ベラで混(ま)ぜます。
沸騰(ふっとう)したら弱火にし、2分ほど煮(に)ます。
火を使うため、やけどに注意しよう。

火を消してれんにゅうを加えて混(ま)ぜます。

アイスキャンデー型(かた)へカットフルーツをいれます。

フルーツのあとに、あら熱をとった②を流し入れます。

アイス棒(ぼう)を型(かた)にさし、冷凍(とう)庫に入れて、3時間以上冷やします。

型(かた)からとったら、とけないアイスが完成!
どんな食感だろう?

- *冷凍(とう)室から出したばかりのアイスは固く取り出しづらいので、型(かた)の表面を水でぬらして溶(と)かすとぬきやすくなるよ。
- *型(かた)から取り出しづらい時は、おうちの方にお願いしよう。
寒天をゼラチンにして作ってみよう!
寒天をゼラチンにした場合、アイスの食感や見た目はどう変わるかな?寒天アイスと一緒(いっしょ)に作って比(くら)べてみよう!

ゼラチンと寒天の成分も調べてみよう。
食感のちがいはあるかな?
炭酸(さん)ジュースで作ってみよう!
牛乳を炭酸(さん)ジュースにかえた場合、どんなアイスができるかな?
その場合は、炭酸(さん)ジュースを一緒(いっしょ)に加熱せず、寒天と水だけで加熱して、あとから炭酸(さん)ジュースを混(ま)ぜて型(かた)に入れてね。
炭酸(さん)ジュースに砂糖(さとう)が入っている場合は、砂糖(さとう)とれんにゅうなしで作ってみるとちょうど良い甘(あま)さになるよ。

どんな食感になるのかな?
牛乳で作ったものと味や食感を比(くら)べてみよう!
ヨーグルトで作ってみよう!
牛乳をヨーグルトに変えたら、どんな味になるかな?食感や見た目を比(くら)べてみよう。
ヨーグルトは一緒(いっしょ)にあたためず、寒天と水だけで火にかけて、あとから水分を切ったヨーグルト(水切りヨーグルト)を混(ま)ぜて型(かた)に入れてね。

フルーツ以外のものを入れてみよう!
フルーツ以外だと、どんなものを入れたらおいしいかな?
チョコを入れてみてもおいしいよ!

自分好みの味をさがそう!
色々なアレンジを試してみよう!
アイスなのにどうしてとけないの?
そのひみつは、寒天にあるよ!
「寒天」は和菓子(わがし)によく使われていて、ようかん、あんみつ、もなかの餡(あん)など色々なものに使われているよ。
寒天は「紅藻類(こうそうるい)」という海藻(かいそう)から作られていて、寒天に含(ふく)まれる「アガロース」という成分のはたらきだよ。
「アガロース」はもともとあみ目状(じょう)になっていて、熱湯に入れるとバラバラになり、冷やすと元の状態(じょうたい)に戻(もど)ろうとするはたらきがあるんだよ。戻(もど)る時にあみ目の中へ水分を取り込(こ)むことで、液(えき)体が固まるんだ。一度固まるととけにくい性質(せいしつ)を持っているよ。
寒天がとける温度は90℃なので普通(ふつう)のお部屋の温度ではとけないよ。

寒天とゼラチン、何がちがうの?
寒天は「紅藻類(こうそうるい)」という海藻を原料に作られている凝固剤(ぎょうこざい)だよ。口の中でとろけずつるっとした食感だよ。
寒天は90℃以上でとけるから、とかすときは沸騰(ふっとう)させる必要があるよ。固めるときはお部屋の温度で固まり、一度固まるととけにくいんだ。
主にようかんやところてんなどに使われることが多いよ。
ゼラチンは、牛・豚(ぶた)などの骨(ほね)や皮などにある動物性(せい)のたんぱく質(しつ)(コラーゲン)を原料に作られている凝固剤(ぎょうこざい)だよ。ぷるんとしたやわらかい食感が特ちょうだよ。
ゼラチンは50~60℃でとけるから、冷蔵(ぞう)庫でないと固まらないよ。
主にゼリーやムース、グミ、マシュマロなどに使用されるよ。
- アイスを作る様子を写真にとろう。
- 普通(ふつう)のアイスとの違(ちが)いを比(くら)べよう。
- 実験をしたときに感じたことを書いてみよう。
フルーツの量でできあがり量が変わるよ。