- クリーム
- 100ml
- (植物性脂肪が入っていない、「乳脂肪」だけのもの)
- 牛乳
- 100ml
- グラニュー糖
- 40g
- はちみつ
- 20g
クリームと牛乳を煮詰めると色がみるみる変わっていく!?
その秘密は「乳製品と糖の加熱」にあるよ!
生キャラメルを作ってみよう!!
- フライパン(直径27cm)(焦げやすいのでテフロン加工やフッ素加工のフライパンを使う)1個
- ゴムべら 1本(耐熱性のもの)
- クッキングシート 1個
- トレー 1個
- はさみ 1個
- ナイフまたは包丁 1本
- まな板 1個
火をつける前のフライパンに材料を全部入れてよく混ぜます。
①のフライパンを中火で加熱します。はげしく泡立つまでゴムべらで混ぜます。
火を使うので、やけどに注意しよう。
泡が小さくなってきたら弱火にして、こげつかないように底が見えてとろみが出るまで、ゆっくりと混ぜ続けましょう。
こげつきに注意しよう。
とろりとしてうす茶色になったら火を止め、クッキングシートをしいたトレーに流し入れます。
加熱時間による色の変化を観察しよう。
さわっても熱くないくらいになったら、冷蔵庫で冷やし固めます。
ナイフまたは包丁でひと口サイズに切って完成!
ナイフや包丁の使い方に注意しよう
- *キャラメルは冷蔵庫で保管して早めに食べきってね。
かわいいクッキングシートで包むと、お友達にもプレゼントできるね。
上級者向けレシピにチャレンジしよう!
はちみつを入れずに、グラニュー糖と水あめでキャラメルを作ってみよう。
牛乳とクリームの色はどうして変わっていくの?
その秘密は「乳製品と糖の加熱」にあるよ!
食品は加熱したり、保存したりしている間に褐色反応が起こるんだ。そのひとつに、アミノ酸(今回の場合は牛乳とクリームに含まれているよ)を加熱すると、風味がよくなりおいしそうな茶色に変わる性質があるんだ。
このことを「メイラード反応」というよ。
はちみつはメイラード反応が起こりやすいので、短時間で生キャラメルを作ることができるよ。
メイラード反応ってなに?
糖とアミノ酸を加熱することで褐色物質の「メラノイジン」ができる現象をいいます。
食品にはいろいろなアミノ酸があり、メイラード反応を起こすアミノ酸によっていろいろな香りを生み出します。ステーキやすき焼き、おせんべいの焼き色など香ばしい風味はメイラード反応によるものです。
加熱時間が長くなると茶色が濃くなる?
加熱時間を長くすると色が濃くなり、キャラメルの食感も硬くなります。
味も、うす茶色で火を止めるとマイルドな味わいに、こい茶色まで加熱すると香ばしくなります。
- 加熱時間を伸ばしたら、キャラメルの味はどう変わるかな?試してみよう。焦がしすぎには注意してね!
- 実験をした時の変化のようすや感じたことを書いてみよう。
- 色の変化を覚えておこう。写真を撮っても良いね。