粉ミルクの作り方はもちろん、哺乳瓶などの器具の用意から気になる知識まで粉ミルクに関する情報を紹介します。
調乳の前には必ず手を洗いましょう。器具はよく洗って消毒したものを使います。哺乳びんや乳首にカスが残っていると、雑菌が繁殖します。使用後はブラシなどですみずみまでていねいに洗いましょう。
粉ミルクをはかるときは、添えられているスプーンを使って正確に。規定どおりの濃度で調乳すると、母乳と同等のエネルギーになります。自己判断で薄めたり、濃くしたりするのは禁物です。
キューブタイプの粉ミルクなら、スプーンいらずなのでスリキリの手間がなく、いくつ入れたか一目で確認でき、こぼれたり飛び散ったりないので初めてのミルク作りでも上手に正確に作ることができます。
1回分ずつ調乳し、調乳後2時間以内に使用してください。飲み残したミルクは赤ちゃんに飲ませないでください。
ミルクの出ぐあいを確認しながらキャップをゆるめて、赤ちゃんにミルクをあげましょう。この時、乳首を赤ちゃんの口にしっかり含ませることがポイントです。乳首の中が、いつもミルクで満たされた状態で飲ませてあげます。
そして飲み終わったら、赤ちゃんのあごが肩に乗るように抱き、背中をさすったり軽くたたいてゲップをさせます。
調乳で使用するお湯は、沸騰後冷ましたお湯(70℃以上※)を使いましょう。
※2007年にWHO(世界保健機構)とFAO(国連食糧農業機関)により「乳児用調整粉乳の安全な調乳、保存および取扱いに関するガイドライン」が公表され、2007年6月に厚生労働省の指導のもと、調乳に関して従来の40~50℃から70℃以上に調乳温度が改訂されました。
明治の粉ミルク(明治ほほえみ・明治ほほえみ らくらくキューブ)は、国内の水道水で溶いた時に母乳にできるだけ近くなるように作られており、それだけで赤ちゃんの成長に必要なミネラルは十分摂取できるように設計されております。
水道水が使用できない場合はカルシウム、マグネシウム等の無機塩類(ミネラル)の少ない市販水をお選びください。水道水が問題なく使用できる場合は水道水をご使用ください。
なお、お選びいただけるミネラルウォーターのミネラル含有量等につきましてはこちらをご覧ください。
母乳との混合授乳や「ちょっとミルクが飲み足りないのかな?」という場合には、少量だけミルクを作らなければいけないこともありますよね。そこで少量のミルク作りを少しらくらくにするためのポイントをご紹介したいと思います。
まずは調乳用のポットや保温性の高い水筒に70度のお湯を入れて用意しておきましょう。
粉ミルクは少量ずつ個包装になっている、明治ほほえみらくらくキューブを常備していると便利!キューブ1個で40ml分のミルクが作れます。
「明治ほほえみ らくらくキューブ」はキューブ1個で40ml分のミルクが作れます。いくつ入れたか一目でわかり、こぼれたり飛び散ったりしないので、とっても簡単にミルク作りができます。
それでは、らくらくキューブで120ml分のミルクを作ってみましょう。
120ml分作る場合に使うキューブは3個です。
※添加物を何も加えず、「明治ほほえみ」をそのまま固めました。
※粉タイプなら、専用スプーンですりきり6杯。
キューブを入れる
赤い点線の開封口を手で切り取り、袋の側面を上下に軽くなで、袋の中に空気を入れるようにすると、キューブが出やすくなり哺乳瓶にスムーズに入れることができます。手で触れることがないので衛生的ですね。キューブが余分に入らないように、パッケージのイラストの4個目を指で押さえて入れましょう。
あとは、通常の粉ミルクの作り方と同じ手順で作ります。
液体タイプの「明治ほほえみ らくらくミルク」なら、調乳不要で常温のまま哺乳瓶に注いですぐ授乳できます。アタッチメントがあれば哺乳瓶にうつす手間さえ不要。つらい夜間の授乳やお出かけのとき、人に預けるときなどにおすすめです。