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「カカオ豆」はどうやってチョコレートになるの?
普段私達が何気なく食べているチョコレート。そのチョコレートはたくさんの工程を経てつくられています。今回は、「カカオ」の生産国から輸入された「カカオ豆」がチョコレートになるまでの工程を解説します。
「カカオ豆」がチョコレートになるまでの工程
生産国で発酵や乾燥といった数々の工程を経て、日本へ輸入される「カカオ豆」。日本に着いてからもチョコレートへの道のりは長く、「カカオ豆」がおいしいチョコレートなるまでには、数々の重要な工程があります。
チョコレートの製造工程【「カカオ豆」の受け入れ~微細化】
ではさっそく、チョコレート製造工程をみていきましょう。原料となる「カカオ豆」の受け入れからはじまります。
チョコレートの製造工程【コンチング~出荷】
続きのチョコレートの工程をみていきましょう。長い道のりを経て、いろいろなチョコレートの完成です。
特に重要な2つの工程「ロースト」&「コンチング」
特に重要なのが「ロースト」と「コンチング」です。生産国での「カカオ豆」の発酵に加え、「ロースト」や「コンチング」の工程も、チョコレートのおいしさに大きく関わってきます。「ロースト」はチョコレートの香りの決め手になる製造工程。また、「コンチング」にはチョコレートの物性を調整したり、発酵中に生じた酸っぱい匂いを揮発させたりする役割があります。
チョコレートをより味わって食べてみよう
輸入された「カカオ豆」がチョコレートになるまでには、数多くの工程が必要です。どの工程も欠かせませんが、「ロースト」と「コンチング」は、チョコレートの香味やなめらかな口どけを決めるものなので、特に重要と言えるでしょう。たくさんの工程を経て、おいしいチョコレートが私達のもとに届くことを知れば、チョコレートをよりじっくりと味わって食べたくなりますね。
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※関連ページ:【漫画で学ぶ、チョコレート④】学んだ知識を活かしてチョコレートをもっと楽しもう!
※関連ページ:チョコレートの作り方/カカオ豆からカカオニブ、カカオマスに変化する工程も紹介