クリオロ系カカオの発祥地ともいわれるベネズエラでは、一般的にはナッティな香味のカカオ豆が多く生産されています。「チュアオ」「チョロニ」といったごく少量の貴重なカカオを生産する地域もあります。
国土面積が日本の22.5倍と広く、地域によってつくられるカカオの特徴は様々。
森を作る農法「アグロフォレストリー農法」も盛んに行われています。
ペルーは砂漠性気候から熱帯雨林気候まで多様な気候を有します。
近年ペルー産カカオを使用したチョコレートが国際的な品評会で数多く受賞し、ショコラティエの注目を集めています。
カリブ海で最大のカカオ産地ドミニカ共和国。インパクトとコクのある個性的な特徴を保持しています。
近年、カカオの生産が増えつつあるベトナム。高温多湿な環境とメコン川の肥沃な大地が個性豊かなカカオをはぐくみます。