野菜辞典

原産国や歴史、名前の由来をご紹介します。また、旬の時期や選び方、保存方法などをご紹介していますので、野菜とうまくつきあってくださいね。


タマネギ

タマネギ

ユリ科ネギ属 草本

タマネギの特有の香りはネギと同様、硫化アリルが含まれているためです。煮込み料理、炒め物、揚げ物、薬味などいろいろな料理に使われ、じっくり飴色になるまで炒めると甘みがでます。

原産地:中央アジア
選び方
秋に出回るタマネギは、堅くて実のしまりがよいもの、表面の茶色の薄皮につやがあり、よく乾燥しているものを選びます。押してみてブヨブヨしているものは、腐っていることがあるので気をつけましょう。
保存方法
湿気に弱いので、網などに入れて風通しのよい所に置きます。冷蔵庫に入れる必要はありません。ただし、新タマネギは日もちが悪いので、できるだけ早く食べきりましょう。
歴史・経緯
中央アジアから紀元前にエジプトやヨーロッパに伝わりました。しかし、アメリカには17世紀、中国には19世紀と意外と遅くに伝わりました。
日本では明治以降、北海道と関西で本格的に栽培が始まり、現在では全国に栽培される野菜となりました。

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