2回食にしたけどあまり食べません…
機嫌もよく体重の増えも良いようであれば、無理強いせずに様子を見ます。1回食の時と同じように、食べること自体や、2回食べること、食べられる食品を増やすことなどが大切です。量を増やすことなどに、あまりとらわれずゆったりとした気持ちで進めます。また食事に慣れ、中だるみで急に食べ方が悪くなる赤ちゃんもいます。食事時間や内容に変化をつけたり、生活全体を見ておなかがすくように工夫することも大切です。かためのものや、口ざわりの悪いものは控えたほうがよいでしょう。
ツブがあると食べない…
少しでもツブがあると嫌う赤ちゃんは多くいます。しかし、ずっとツブのないなめらかなものばかりを食べているわけにはいきません。少しずつ練習していきましょう。全部を一度にツブのあるものにしてしまうのではなく、別にツブのあるものを用意し、ツブのあるものと、無いものを組み合わせます。また、小さく切ってから火を通すと固さが残ります。大きめに切り、良く火を通したものをスプーンの背でつぶしながら食べさせて練習します。
監修
-
- 恩賜財団母子愛育会
総合母子保健センター愛育病院・新生児科部長
加部一彦先生
- 恩賜財団母子愛育会
関連記事
-
- 「取り分け離乳食」を上手に取り入れましょう!
- 大人用のメニューと赤ちゃんの離乳食用のメニューを分けて作ったり考えたりするのは負担だと感じているお母様も少なくないのではないでしょうか。赤ちゃん相談室でもしばしばそういった旨のお電話をいただきます。今回は「取り分け離乳食」で日々の離乳食づくりを楽しく続けられる方法をご紹介します。
-
- そしゃく力に沿った離乳食の進め方をご紹介
- 赤ちゃん相談室には、そしゃくに関連した離乳食の固さや大きさのご相談が多く寄せられます。本記事ではそしゃく力に合わせた離乳食の進め方をご紹介しています。
-
- ミルクを使った栄養たっぷりの離乳食アレンジレシピ
- 赤ちゃんが1歳を迎える頃になると離乳食を食べる量も増え、母乳を卒業したりミルクの量が減ったりするなど、授乳の様子に変化がでてきます。今回はミルクを使ってできる栄養たっぷりのアレンジレシピをご紹介します。