嬉しい出産祝いは?内祝いのポイントは?

赤ちゃんが無事誕生した際に、親族やご友人などからもらい受ける「出産祝い」。ベビー服やおもちゃなど、赤ちゃんの健やかな成長を願って贈られる品が多いのではないでしょうか。我が子を思い、親しい間柄の人に選んでもらうプレゼントは、長く大切に使っていきたいものですよね。
ほほえみクラブでは、ママたちがどんな「出産祝い」をもらってきたか、どんなものをもらって嬉しかったかを調査しました。今回は心温まる「出産祝い」について、ご紹介します。

実際にもらって嬉しい出産祝いランキング

ベビー服や食器、オムツなど、やはり育児に欠かせないアイテムが人気です。
一方で現金という実用的なご意見も多数いただきました。

出産祝いにもらって嬉しい(嬉しかった)プレゼントは?

1位 ベビー服 156人/812人中
2位 食器(離乳食用・離乳食セット) 86人/812人中
3位 現金 70人/812人中
4位 オムツ 67人/812人中
5位 おもちゃ 56人/812人中
6位 おむつケーキ 46人/812人中
7位 おしりふき 38人/812人中
8位 おくるみ 37人/812人中
9位 スタイ 26人/812人中
10位 タオル 25人/812人中

実施期間:2016/11/1〜2016/11/30
トータル回答人数:812人

上位5品の人気の秘密

ベビー服156人

1位はダントツ人気の「ベビー服」です。

かわいい「ベビー服」は何着あっても嬉しいものですよね。新生児ならではのかわいらしいデザインの「ベビー服」は、たくさん着せたいけれど、実際に着せられるのは一時期だけ。すぐ大きくなることを考えると、70cm〜80cmのサイズのお洋服を贈られると嬉しいと感じることが多いようです。親しい間柄の人に選んでもらうからこそ、自分たち家族に似合うものをもらえる、という安心感もあるのかもしれませんね。

実際に「出産祝い」でもらったベビー服を着せて写真を撮り、選んでくれた人へ写真を送るのも喜ばれるでしょう。

食器86人

2位は「食器」でした。

食器は長く使えるところが最大のメリット。離乳食開始から、幼少期まで活躍するでしょう。割れない素材のものや、離乳食用に作られた食器のセットなど、出産祝いを意識して作られたものもたくさんあるようです。

現金70人

3位は「現金」でした。

必要な時に必要なものを購入できるという点が、ママたちにとっては嬉しいポイント。現金以外にも、「商品券」や「カタログギフト」などのお声も多くいただきました。現金は味気ないとあえて選ばない人も多いようですが「自分の考えで欲しいものを選べるのが一番」という考え方もあります。

オムツ67人

4位は実用性重視の「オムツ」でした。

産後すぐに必需品となるオムツは一日に何度も取り換える必要があるものです。どれだけあっても困らないところが人気のポイントでしょう。オムツと一口に言っても、かわいらしくデコレートされた「オムツケーキ」など、プレゼントを意識したアイテムもたくさんあります。実用性を考慮しつつも、目で見て楽しめるかわいらしさも兼ね備えるオムツケーキは、近年定番の贈り物となりつつあります。

おもちゃ56人

5位は「おもちゃ」でした。

ベビー服やオムツなどの生活必需品は揃えたけれど、おもちゃはつい後回しにしてしまう、というママも多くいらっしゃるのではないでしょうか。そんなママたちにとっては出産祝いとしてもらえると、思いがけず嬉しいですよね。

新生児から使えるものもあれば、月齢に合わせたものもあり、おもちゃと一口に言っても様々な種類があります。 また、赤ちゃんが興味を示すおもちゃはそれぞれ違う、というところもポイント。色んな種類のおもちゃをもらえると嬉しい、という意見も多いようです。

「内祝い」の3つのポイント

「出産祝い」のお返しのことを「内祝い」といいます。もらって嬉しい「出産祝い」ですが、いざお返しをするとなると、どんなものを渡せば良いかで悩むママも、多くいらっしゃるのではないでしょうか。「内祝い」の抑えておくべきポイントをご紹介します。

ポイント1:贈り物の金額

金額はいただいたものの二分の一を目安にするのが一般的です。ただし、一万円以上の高価なものを贈られた場合は、三分の一程度を目安にしましょう。とはいえ、これはあくまで一般の相場です。贈り主との関係性などによって、柔軟にお返しを選ぶ気持ちも重要と言えるでしょう。

ポイント2:タイミング

産後30日前後、お宮参りを目安にすると良いでしょう。
贈り物でお返しするのが一般的ですが、最近では「内祝い」としてカジュアルなホームパーティーを開き、その中で贈り物を渡すというケースも増えてきているようです。赤ちゃんの誕生を喜んでくれた周囲の大切な人たちへ、幸せのおすそ分けをするような感覚で「おもてなし」をするのも良いですね。

ポイント3:いくつあっても困らないものを

タオルや石鹸など、定番の品はやはり「もらって困らない」ところがポイントです。
身につけるものは貰い手側の好みで大きく左右されますが、自宅で使うものや消耗品などは、素直に気持ちを受け取ってもらいやすく、おすすめです。また、最近ではオーガニックや香りの石鹸など、おしゃれで贈り物に最適なものも販売されています。

まとめ

すべての贈りものには、ママと赤ちゃんへの温かな思いが込められています。品物はもちろんですが、何よりもそこに込められたメッセージが、出産や育児という大きなイベントへ挑むための活力になるはずです。
女性にとって出産とは長い人生のうちに幾度とない、大切な出来事です。育児をしていく上で困りごとや不安なことなどがあれば、多くの人に見守られ、祝福を受けているのだということをいつでも思い出してみてくださいね。