
チョコレートとお酒のマリアージュを愉しむには、次のような方法があります。
目 次
合わせるタイミングについて
お好みの食べ方でかまいませんが、チョコレートと飲み物の合わせ方に少し注意すると、よりおいしく味わうことができます。
(1)飲み物の余韻にチョコレートを合わせる。
(2)チョコレートを口に入れて、少しとかしてから、飲み物を入れる。
(3)チョコレートの余韻に飲み物を合わせる。
ウィスキーなど風味の重厚感がある飲み物とチョコレートを合わせる際は、ウィスキーを先に飲み、その余韻にチョコレートを合わせる(1)の方法がおすすめです。飲み物の香りや味の質感や強さに合わせて、食べる順番を工夫してみましょう。
また、マリアージュは往復するのもポイント。飲み物→チョコレート→飲み物 と何往復かすることで、風味の重なりや奥行きが口の中に広がります。
温度について
チョコレートと合わせる飲み物、それぞれの温度を適切にすることでマリアージュがより愉しめます。
タブレットチョコレートやボンボンショコラなどは、冷蔵庫で保管していた場合、食べる前に少し室温に戻すことで、飲み物との相性を感じやすくなります。その際、温度差が大きいと結露が生じるため、気を付けて室温に戻しましょう。合わせる飲み物の温度は、それがおいしくいただける温度に調整します。
(例:白ワインは10℃前後、赤ワインは15℃前後など)
チョコレートは口の中でとけることで、香りや味わいが広がります。チョコレートと冷たい飲み物を合わせる際は、チョコレートをしっかり口の中でとかしてから、飲み物を入れるのがおすすめです。冷たい飲み物の温度でチョコレートがかたまってしまうと、うまく香りをたのしめないので、注意しましょう。
ウィスキーは、ストレート、ロック、ハイボールなどいろいろな飲み方がありますが、ストレートの場合は室温のため、チョコレートに合わせやすいといえるでしょう。