赤ちゃんの紫外線対策は?
赤ちゃんの肌も大人と同様に強すぎる紫外線は禁物です。外出の時は必ず帽子をかぶせましょう。また、ベビー用の日焼け止めローションもあるので、顔や手足に塗ってあげましょう。帰宅後、肌がガサガサしている時は、全身シャンプーや石けんでUVローションを洗い流し、清潔にしてからベビーローションなどを塗ってあげるのもよいでしょう。
紫外線の効果としては、皮膚に日光が当たると日光の中の紫外線の働きにより、皮膚にビタミンDが作られます。ビタミンDは、骨の発育を盛んにする作用があるので、赤ちゃんの骨を丈夫にしてくれます。一方、紫外線が強すぎると日焼けや皮膚のメラニン色素が沈着して、シミ・ソバカスの原因になります。
また、化粧品の香料の中に紫外線を強く吸収し、色素沈着をおこし、黒ずむものもあるといわれています。
いずれにしても真夏の太陽に長時間あたるのはやめます。もし紫外線にあたるときは、赤ちゃんの紫外線対策はもちろん、お母さんも目の保護のためのサングラスと日焼け止め対策はなさってください。
監修
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- 恩賜財団母子愛育会
総合母子保健センター愛育病院・新生児科部長
加部一彦先生
- 恩賜財団母子愛育会
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