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カカオ生産国の魅力満載!明治 ザ・チョコレート×ロイヤルパークホテル「ザ シリーズ」のコラボルーム。

こんにちは、フードジャーナリストの並木麻輝子です。
今回は、チョコ好き必訪!カカオ生産地の魅力がぎゅっと詰まった体験型プランをご紹介します。
私自身、これまでに7〜8か国のカカオ生産地を巡り、カカオはもちろん、カカオとともに長い歴史を歩んできた国々の伝統文化にも開眼。食、民族、芸術などなど、カカオを取り巻く背景からも多くのことを学ばせてもらっています。そんな私の視点も交えつつ、「カカオの背景が垣間見られる」今回のプランの中身をご案内していきますね。

6年目のTHE×THEコラボレーション

毎年楽しい内容で好評を博してきた「明治 ザ・チョコレート」とロイヤルパークホテルズ「THE シリーズ」のコラボ企画。6年目を迎えた今回は、「明治 ザ・チョコレート」を通じて、カカオの生産国(ベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国)を"五感でたのしむ"コラボルームが登場!4か国の大使館の協力により、現地の雑貨や音楽をはじめ、楽しい仕掛けも満載。さらに、宿泊した人だけの特典(お土産)も魅力です。

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2022年10月から第一弾として、スタートした「ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜」では、あっという間に期間中のほぼ全室が満室になるほどの人気ぶり。こちらでは室内の装飾以外に、ラウンジにも民族衣装やカカオのミニチュア、アルパカの置物などを展示していたそう。

続いて11月7日よりはじまった第二弾の「ザ ロイヤルパークホテル 福岡」(〜2023年1月31日まで)では、カカオの国々を食の面からも堪能できるスナックプレートやカクテルを提供。気になるそのメニューも含め、プランの詳細をご紹介します。

ザ ロイヤルパークホテル 福岡 "五感でたのしむ" コラボルーム体験

「ザ ロイヤルパークホテル 福岡」があるのは、博多駅の西側(福岡県福岡市博多区博多駅前2-14-15)。住所にも「博多駅前」と入っているとおり、駅から徒歩5〜6分の好立地です。

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コラボルームに入るとまず目に飛び込んでくるのがペルー製の色鮮やかなベッドスロー。アンデス調の柄と色使いが印象的で、これがあるだけで、部屋の中が一気に中南米&カカオの国に来たような雰囲気に。

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カラフルなベッドスローと同じぐらいインパクトがあったのが、こちらのクッション。
これ、リニューアルした「明治 ザ・チョコレート」のパッケージを模したものですが、再現度の高さにびっくりです。
並べてみると、表はもちろん、横もそっくり。さらに裏面にも本物と同じ内容が記載されていました。

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正面の窓辺やデスクに置かれた額の中には、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国それぞれの写真やポストカードが。よく見ると、ブラジルならイグアスの滝、ペルーならマチュピチュというように、名所旧跡、お祭り、民族衣装を着た人などの写真もあって、ちょっとした旅案内風になっています。

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さらに、テーブルの上には4つの国々のガイド本もずらり。日本語のものはあまりないんですが、写真を見ているだけでも、現地に旅したようなワクワク感を楽しめますよ。

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個人的に興味をそそられたのが、4か国の雑貨が飾られたこちらのデスク。それぞれの国の手工芸や伝統、文化を垣間見れる空間です。

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顔のない人形と、3つ並んだマグネットはドミニカ共和国産。ちなみにマグネットはドミニカ共和国の形をしています。鳥の置き物はベネズエラのもので、現地の野鳥を模倣。扉が開いた紅白の箱はペルーの「レタプロ」と言われる箱型祭壇(携帯用簡易祭壇)。そしてゲームボードとコースターはブラジルのもの。ちなみにこの金のコースターは、ブラジル中部サバンナ地帯の限られた湿原でのみで取れる黄金の草で編んだものだそう。

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もう一つ注目してほしいのが、手前にある二つ折りの葉書大のもの。これ、(株)明治が開発した、カカオの香りを楽しめるツールで、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国、それぞれのカカオに含まれる香りの中から、特徴的な香りのサンプルが各国3種類ずつ入っています。
部屋には、明治 ザ・チョコレートも用意されているので、まずはこのツールの香りを嗅ぎ、その香りを探しながら、テイスティングするのがお勧めです。

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ほかにも4か国の大使館が選んだ中南米の音楽をテレビメニューからチョイスし、BGMとして流したり、部屋に用意されているマシンとレシピを使って、出来立てのチョコレートドリンクを楽しんだり、まさに五感で楽しめるメニューが満載です。

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カカオの国々を食で巡る!

「ザ ロイヤルパークホテル 福岡」のコラボルームプランに含まれている中でも、一番のお楽しみといえば、やはり、現地の「食」を楽しめるカクテル&スナックプレート。
ホテル内にはレストラン もありますが、これがいただけるのは、1階にあるバーラウンジ「THE BAR」にて、夕方17時から。

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席に着くとまずはラムベースのカクテルが登場。今回使ったドミニカ共和国産のラム酒「バルセロ」は、芳醇な南国フルーツの香りが特徴。これをベースに温かいブレンドコーヒーやザラメを合わせて、その上に生クリームを重ね、砕いたローストコーヒー豆をトッピング。
つまみとして、「明治 ザ・チョコレート」4種が添えられてきます。

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続いて運ばれてきたのが、アレパのサンドイッチなどをのせたスナックプレート。アレパは、白トウモロコシの粉で作る伝統的な薄焼きのパンで、ベネズエラの国民食とも言える1品。サンドイッチにするときは、平たい円形に焼き上げたアレパを半分にスライスし、その中に具材をはさんでいただきます。
ちなみにアレパという名は、先住民の言葉で コーンを意味する erepa(エレパ)に由来。なんと、現在も先住民の時代とほとんど変わらない製法&配合で、愛され続けているのだそう。
今回は、バーラウンジこだわりの自家製アレパの間に、ベーコン、チーズ、レタス、そして明太子をサンド。ベネズエラの郷土料理に、バランスよく博多テイストを加え、ほかでは出会えないオリジナルな仕上がりに。

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チーズテケーニョは、ペルーで(ベネズエラでも)人気のフライドチーズスティック。テケーニョは、「チーズの包み揚げ」のことで、名前の通り、小麦粉ベースの生地にチーズを包んで油で揚げたもの。現地では、チーズがとろけた揚げ立てをそのままプレーンで食べるほか、チリソースやワカモレ(アボカドディップ)、マスタードなど、好みのソースを添えて楽しんでいます。

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包みから覗いているのは、ブラジルでは非常にポピュラーな伝統菓子「バナナーダ」。バナナを潰して砂糖とともに煮てからギュッと固めた、いわばバナナ羊羹で、ちょっと歯応えのあるゆべしのような食感が特徴。現地では、写真のように小分けを袋詰めにしたもののほか、ドーンと大きめの羊羹状に作り、バナナの葉に包んだものも見かけました。

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これはすごい!いずれも現地ではポピュラーながら、日本ではなかなか出会えないものばかり。個人的には、このメニューを一度に試せるだけでも、「泊まる価値あり!」と思いましたよ。

お土産も楽しい

コラボルームのベッドサイドテーブル には、4種類の「明治 ザ・チョコレート」や、フェアトレードコットンを使用した「明治 ザ・チョコレート」柄のオリジナルポーチ、そして、株式会社 地球の歩き方の女子旅応援ガイド「arucoシリーズ」とのコラボ企画で、カカオができるまでの工程やカカオの基礎知識、4か国のカカオの特徴や、郷土料理、見どころなどの情報が詰まったオリジナルハンドブック「arucoカカオの国々をめぐる旅」(全12ページ)もプレゼント。→この執筆に携わらせていただきました。

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4種類の「明治 ザ・チョコレート」は、部屋でテイスティングを楽しんだり、カカオドリンク作りに使っても。ちなみにこれらを入れてあるカゴはベネズエラ製で、モリーチェという椰子の木で作られているそうです。

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ここまで見てもわかるように、予想以上に盛り沢山な内容。うっかりすると見落としそうなほど、部屋のあちこちにカカオの国々の文化が隠れています。これを読んでいるチョコレート好きの人やスイーツ好きの方(そうでない方も!)、ぜひ実際に滞在して、カカオの国の魅力を、五感で楽しんでくださいね。

 ~ご予約~
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 meiji THE Chocolate(明治 ザ・チョコレート) | 株式会社 明治 Meiji Co., Ltd.
 https://www.meiji.co.jp/products/brand/the-cacao/