カカオをカルチャーに。

2023/12/26

里井真由美の『チョコ検』プロフェッショナル合格体験記

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株式会社 明治が実施する『チョコレート検定』、略して『チョコ検』。このプロフェッショナル(上級)試験に今回、挑戦したのが、1級フードアナリストの里井真由美さんです。 結果は、見事合格!そんな彼女に、2023年度合格率25.2%という狭き門を突破した感想、試験対策のコツなどを交えながら、『チョコ検』合格までの道のりをレポートしてもらいました。

プロフィール

里井真由美さん

食・食文化の専門家として、テレビや雑誌、ラジオ、Webなどのメディアを中心に活動。世界各国のレストランに着物で足を運び、グルメ誌に連載するスタイルが話題に。グルメスイーツの年間食べ歩きは1000店以上で、平均7000種以上のスイーツを食している。
里井真由美 プロフィール

大変だけど、楽しかった!『チョコレート検定』を終えて思うこと

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いや〜、終わりましたよ、『チョコレート検定』!おかげさまで合格しまして、私も晴れてチョコレートプロフェッショナルの仲間入りです。 ホントにもう、「合格」体験記になって良かった(笑)。

試験勉強は大変でしたが、知らなかったことや忘れていたことを、知識としてしっかり身につけられる喜びも大きかったですね。勉強しながら「なるほど!」とか「こういうことだったんだ」という発見がいくつもあって、そのたびにチョコレート愛がどんどん膨らんでいく感じ。そうやって積み重ねていくことはすごく大変だけど、すごくすごーく楽しい日々でした。

受検のきっかけは、「楽しそう」の気持ちとチョコレートへの愛

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勉強するときはいつも傍らにチョコレートを!(里井真由美インスタグラムより)

そもそも私が『チョコ検』を受けようと思ったきっかけは、この『Hello,Chocolate』なんです。こちらに掲載されているチョコレートプロフェッショナルの方々へのインタビュー記事の中で、 皆さんのお話をうかがっているうちに「おもしろそうだな」という気持ちが湧いてきて。

プロフェッショナルの方たちは明治さんのイベントなどにお呼ばれすることもあるうえに、それ以外で顔を合わせる機会も多いので、それぞれ交流を楽しんでいたりするんです。そんな皆さんの体験を自分でも味わいたくなったというのが、受検の動機としてとても大きかったですね。試験を終えた今、振り返ってみて感じたのですが、この楽しさは同じ困難を乗り越えた者同士だけが分かち合えるものなのかもしれません。

もちろん、もともとチョコレートが大好きというのも動機のひとつ。大好きなものは多くの方に知ってほしいと思うので、おすすめすることもよくあります。そんなとき、プロフェッショナルとしてチョコレートをより深く理解できていれば、実感をこめてお話しすることができますから。

上級1本やりではなく、併願を選ぶ理由とメリット

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『チョコレート検定』には、初級のチョコレートスペシャリスト、中級のチョコレートエキスパート、そして上級のチョコレートプロフェッショナルの3種類があります。当初、私はプロフェッショナルだけを受けようと思っていたんですが、突発的な仕事が多いため、なかなか勉強が進まなくて。そのうち、「今のままだと間に合わないぞ」って時期になってきたので、段階を踏もうと考えて中級・上級を併願することにしたんです。

最初から一気に上級、ではなく、中級を受けることで弾みをつけたいという思いからの併願でしたが、これが功を奏しました。中級の試験を受けていれば、上級試験の準備をするころにはテスト勉強自体にもある程度、慣れていますし、試験範囲は中級のときに勉強した部分に上級分を上乗せすればいい。また、試験会場の雰囲気を知ったうえで上級に挑めるのも、安心感が違いました。

『チョコ検』の初級・中級試験と上級の一次試験は、指定されたテストセンターでコンピュータを使って行われるCBT方式。私のように不慣れだと緊張がつきまといますが、中級試験を受けたことでこの方式にも戸惑うことはありませんでした。試験会場も中級と上級で同じ場所を選んだので、よりリラックスできたと思います。これなら上級試験のとき、道に迷うリスクも減らせておすすめ。ちなみに、併願にすると、別々に受けるよりも受検料が少しおトクになります。これもまた、併願するメリットのひとつですね。

チョコレート以外の知識も覚える必要が!?受検勉強のコツ

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中級試験と上級の一次試験に向けては、ひたすらテキストを読む日々。書いて覚える派の私は当初、テキストに太字で記載されている部分を書き出したりしていたんですが、かなり時間がかかるので、後半では声を出して読む方法に変えました。五感を刺激しながらの勉強が私には合っていたので、書く、声に出して読む以外に、マーカーで色を付けるといった方法も役に立ちましたね。

続く二次試験の勉強では、題材となる『meiji THE Chocolate』4種類を使って、それぞれの香りや味を覚え込んでいました。覚えたら次は目隠しをして、香りをかいで産地を当ててみる。そうするうちに、「この産地の香りはかぎ分けられる」「絶対、間違わない」というものがわかってくるので、自分で把握しておくと強みになります。

と言っても、試験では、ただ食べて産地を当てるような単純な問題は出てきません。その産地のカカオを的確なワードで表現したり、その産地と日本の関係性を解説したりといった回答が求められるので、覚えることは多いですね。

でも、冒頭でもお伝えしたように、このプロセスは大変だけど楽しいんです。参考書に登場するブランドのチョコレートを食べたり、製造工程を知ったりすると、妙に愛おしさが増してきて。食べたときに感じる香りをキャッチするのは鼻の「嗅上皮」と呼ばれる部分、など、人の体に関することを学べるのも良い経験でした。チョコレートという食べ物を通しながらも、身につく知識は地理や歴史、生物など、多岐にわたります。これらはきっと、自分にとっての財産になることでしょう。

『チョコレート検定』合格は、里井真由美にとっての太鼓判

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食のプロとしてこれからも活動を広げていきたい(里井真由美インスタグラムより)

実は私、二次試験の結果が満点だったんです。これはもう、自分でも「スゴいでしょ!」って思います(笑)。自慢というわけではないですが、今、プロとして食にまつわる仕事をしている私にとっては、ものすごく大きな太鼓判を押していただいた感覚。感謝するあまり、どんな食べ物のレビューをしても、「私、『チョコレート検定』は満点だったんで」なんて言ってしまいそう(笑)。

そして、今回の勉強で身につけた幅広く奥深い知識は、私の言葉の説得力と価値を高めていくことにつながるのでは、とも期待しています。おすすめのチョコレートを紹介するときも、難しく言い過ぎず、でも説得力をもってどんどん広めていきたいですね。

チョコレートへの理解が深まったことで、これに対する思いも今までとはかなり変わりました。中でも大きいのは、カカオ産地への愛が格段に増えたこと。インタビュー記事でお話をうかがったプロフェッショナルの中でも、Bean to Barと産地について熱く語る方は多かったのですが、語りたくなる気持ちは当時よりもよくわかります。あの方々ともまた席を同じくして、試験のことや産地のことなどをみんなで語り合いたいですね。

もっと言うと、皆さんと一緒にカカオの産地に行ったり、チームを組んで新商品の開発に携わったりもしたい。もしそれらが実現したら、チョコレートプロフェッショナルという資格は、今まで以上に商品と密接したものになるのではないでしょうか。もはや夢の領域かもしれませんが、かなうことを願っています。

これから『チョコレート検定』にチャレンジする方へ

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私の体験記を読んで『チョコ検』を受けてみたくなった方もいらっしゃるかと思いますが、一足早く受検した身としては、ぜひともチャレンジしていただきたいですね。自分の五感を活用して取得する資格なので、試験に合格すれば相当な自信がつくと思います。「ただ好きなだけだから......」と言う方は、ひとまず初級を受けるのもおすすめです。また、『Hello,Chocolate』サイトには、無料で受けられる『プレチョコレート検定』も用意されているので、興味のある方はぜひお試しを。

チョコレートを知って食べるのは、知らないで食べるよりも断然、味わい深いもの。おいしさの色があるとするなら、これが7色にも10色にも広がっていく感覚です。まずは『チョコレート検定 公式テキスト』を読んで、ちょっと足を踏み込んでみてはいかがでしょう? 難しく感じるかもしれませんが、きっと楽しい方が上回るので、私たちと一緒にチョコレートの新たな世界にどっぷりはまってください!

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