オイルモーションを使ったきらきらかがやくランタンが出来上がるよ
この工作では、はさみ・カッター・ニッパー・ワイヤーを使う作業があり、お子さまの年齢によっては、おうちの方の全面的なサポートが必要となります。
安全に配慮し、けがや事故が起きないよう十分にご注意ください。
- 明治プロビオヨーグルトR-1
ドリンクタイプ空き容器 - 1個
- 明治プロビオヨーグルトR-1
紙カップ空き容器 - 4個
- カラーワイヤー(太め)
- 約40cm分
- 両面テープ
- 1本
- 水
- 約60cc
- サラダ油
- 約30cc
- 太字の水性ペン(色水作り用)
- 1本
- ラメやホログラムチップ
- 適宜
- セロテープ
- 1本
- タッチLEDライト
- 1個
- はさみ
- 1本
- カッター
- 1本
- ニッパー
- 1本
- ティッシュ
- 1枚


①ランタンの本体(オイルモーション部分)を作る
四つ折りしたティッシュの面の半分くらいに水性ペンで色をつけ、それを水約60cc(ボトルの半分量)につけて色水を作ります。

詳しくは動画を見てみよう

ラベルをはがしたR-1ボトルに色水をうつして、ラメやホログラムチップを入れます。

その後、ボトルがいっぱいになるくらいの量のサラダ油を注ぎます。キャップをしっかりしめて、フチをセロテープで固定します。

②ランタンの土台を作る
R-1(カップタイプ)2個を用意します。はさみで底のギリギリまで切れ目を7つ、できるだけ同じ幅(はば)で入れて、タコのような状態にします。

カップの内側に小さくカットした両面テープをつけておきます。1つのカップの底はそのままに、もう1つの底はカッターで枠(わく)を残して丸くくりぬきます。
カッターを使用する場合は、ケガをしないように大人といっしょに作業しよう。

ニッパーでカットしたカラーワイヤーを曲げて、上に来るカップの底のフチの部分にひっかけます。

くりぬいていない方のカップの上にLEDライトをのせ、たこ足状のカップの側面を折って、両面テープではりつけながらライトを包みます。

⑥で作ったワイヤーつきのカップを⑦で作ったライト部分に上からかぶせ、たこ足を折って両面テープではりつけます。

③ランタンの傘(かさ)をつくる
R-1(カップタイプ)2個を用意して、それぞれ底の部分をはさみでカットして切りはなします。かたほうのカップはカットして半分にします。さらにはさみで約1cm幅(はば)の切れ目を入れて、たこ足状にします。

⑨で作った2つのカップを両面テープでつなげたら、たこ足の端(はし)から2cmの場所を外側に折り曲げます。

切りはなしたカップの底部分を1つ使って、固定リングを作ります。カッターとはさみを使って、カップの底をくりぬきます。穴(あな)の大きさはボトルキャップよりやや大きめになるようにします。

④組み立てる
土台の上にボトルをおいて、カラーワイヤーが取っ手の形になるように整えたら、ボトルキャップの脇(わき)にセロテープで固定します。傘(かさ)部分をかぶせて、たこ足部分をセロテープでまとめたら、固定リングを通してボトルのキャップ部分までおしこみます。

ボトルのキャップ部分を下におすと、ランタンのあかりがつきます。ランタンを左右にふると、オイルモーションがキラキラしてきれいです。
ふる時は、土台とボトルをいっしょに持ってふりましょう。

工作で使った材料を分別しよう!
R-1 ドリンクタイプのペットボトル
ペットボトルとラベルとキャップは、それぞれ分別してリサイクルすることができるんだ。パッケージにあるマークを見て、分別してみよう!

キャップ、ラベル
プラマーク
プラスチックせいのものについているマークだよ。プラマークのものはまとめて同じふくろに入れてごみに出そう。よごれているものはリサイクルできないので、しっかりあらってから出そうね。

ボトル
PETマーク
ペットボトルについているマークだよ。よごれているものはリサイクルできないので、しっかりあらって分別しようね。
R-1 紙カップ

紙容器
紙マーク
紙で出来ている容器についているマークだよ。同じマークがついているものをまとめて出そうね。

フタ
プラマーク
ドリンクタイプのキャップ・ラベルと同じプラスチックせいのものだよ。同じふくろに入れてごみに出そう。
カラーワイヤー(はりがね)
もやさないごみと一緒に出そう。
サラダ油
新聞紙、キッチンペーパーなどの紙類に油をしみこませてから、発火のおそれがあるので水をいっしょにしみこませてふくろに入れ、地域(ちいき)のごみ出しの日にしたがってすてよう。
プラスチックごみはポイすてしないで
プラスチックごみは海中で自然には分解(ぶんかい)されません。
海をただよったり海底にしずんでしまい、海の生き物がエサとまちがえて食べたり、体にからまるなど大変な被害(ひがい)が出ているよ。
プラスチックごみをポイすてすることは、海をふくめた環境に大きな悪影響(あくえいきょう)を与えているんだね。
プラスチックごみはパッケージの表記をよく読み、きちんと分別してすてるようにしましょう。
ごみを正しく分別することで大切な海の環境を守ることにもつながるよ。海の環境を守ることは、SDGs(エスディージーズ)の14番目の目標にも入っているんだ。
自分が気づいたことを家族や友だちに話してみよう。
自分ひとりでは思いつかなかった「これから何かできること」が見つかるかもしれないよ!
貧困、紛争、気候変動、感染症。人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています。そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。
持続可能とは、何かをし続けられる、ということです。SDGsは、私たちみんなが、ひとつしかないこの地球で暮らし続けられる「持続可能な世界」を実現するために進むべき道を示した、つまり、ナビのようなものです。人類はいま、そのナビが示す方向に進めているでしょうか?そして、あなた自身はどうでしょう?
さまざまな社会の課題とSDGsとのつながりを知り、「持続可能な世界を築くためには、何をしたらいいだろう?」「SDGsの達成のために、自分はどんなことができるだろう?」ひとりひとり、みんながそれを考えて、行動することが大切です。
出典:SDGs CLUB (公益財団法人 日本ユニセフ協会)
空き容器を使った工作をして、学んだことや感じたことをまとめよう!
ゴミの出し方は住んでいる地域(ちいき)によってちがうのできちんと調べて分別してみよう!