いざという時にすぐに行動に移せるように、普段から備蓄や災害時の料理を再現するなど実践しておくことが大切です。
備える方法やレシピを覚えたけど、実際に災害にあったときに実践できるか不安だよ。
3つの「備蓄の見える化」を定期的に行うことをおすすめします♪
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備えるもの、場所などは家族と共有することが大切。せっかく備蓄していても、自分だけが把握しているだけでは、家族を守ることができません。
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もし災害が起きた時「食べ方がわからない」「口に合わない」では困るので、備えたものは作って食べてみましょう。作り方や自分の好みも分かりますよ。
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缶詰を購入したら、見やすい場所にペンで大きく賞味期限を書いておくのがおすすめ。
さらに古いものから取り出しやすいよう収納しましょう。
日常備蓄では、災害食を食べて使うことが大切です。ふだんの食事で使うだけではなく、「災害食の日」をきめて、家族みんなで食べる機会をもちましょう。
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アルファ化米を食べたことがなければ、水(お湯)がないと食べられないことに気づきません。実際に食べてみてわかることがあります。
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備蓄をしたけれど、気が付いたら期限が切れていたなんてことも多いと思います。定期的に食べる日があれば期限切れの心配はありません。食べ物だけではなく、水や防災用品の中身も忘れないようにチェックしておきましょう。
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月に一度は家族みんなで防災について話をして、家族のルールを確認しておきましょう。災害食の日をきめておけば、食べながら家族で話ができます。
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備蓄したものを食べるので、その日は買い物に出かけずにすみます。雨の日など「天候が悪かったら災害食を食べる日」と決めておくのもひとつの方法です。
実際に災害が起きたことを想定し、停電・断水をイメージして、懐中電灯の明かりでペットボトルの水とカセットコンロで災害食を作ってみましょう。
家族や友達とお弁当のかわりに災害食をもって公園へ行き、みんなで食べましょう。
持ち寄りにすることで、自分が知らない災害食を知ることができるので情報交換にもなります。
実際に外で作ってみるのも良いでしょう。外で作ってみると、調理をしないで簡単に食べられるものが重宝することが分かります。
実際に試すことで、色々な気づきを得ることができます。
食べ終わった後はゴミも気になるでしょう。家でためすと不自由がなく気づきにくいのですが、外で食べてみると気づきがたくさんあります。
実際に食べてみると、「加熱、水、食器やおはしやスプーン、フォークなどが必要か」、「口に合うかどうか」がわかります。
この経験が災害時にとても役立ちます。
失敗をたくさんしておくと、対処法が身につくので、なんでもないときにたくさん失敗を経験してくださいね。