
戦国武将(せんごくぶしょう)や文豪(ぶんごう)など、歴史に名を残した偉人たち。かれらはどんな性格で、どんな食べ物が好きだったのかな。
教科書だけではわからない偉人のあれこれを調べてみよう。このページでは、偉人を調べるヒントをしょうかいするよ。友だちが知らない、偉人の一面を見つけてまとめてみよう!
調べる偉人は誰にしよう?
まずは調査する偉人を決めよう。君はだれが好きかな?
すぐに思いうかばない場合は、偉人リストを参考にしてみてね。
図書館の「伝記」や「歴史」のコーナーに行ってみると選びやすいよ。
- 夏目漱石(小説家)
- 織田信長(戦国武将)
- 聖徳太子(政治家)
- 伊能忠敬(地理学者)
- 紫式部(作家)
- 野口英世(医師)
- 宮沢賢治(詩人)
- 葛飾北斎(浮世絵師)
- 福沢諭吉(教育家)
- 手塚治虫(漫画家)
- クレオパトラ(女王)
- ベートーヴェン(作曲家)
- レオナルド・ダ・ヴィンチ(画家)
- トーマス・エジソン(発明家)
- マザー・テレサ(修道女)
- ルイ14世(国王)
- フローレンス・ナイチンゲール(看護師)
- オードリー・ヘプバーン(女優)
- ウォルト・ディズニー(アニメーター)
偉人の◯◯を調べよう
偉人について調べるテーマを決めよう。どんな情報を集めたら良いかな?
何をした人か調べてみよう
偉人がどんなことをしたのか調べてみよう。自分たちと同じ年れいのとき、偉人はどんなことをしていたか比べるのもおもしろいよ。
偉人のしゅみを調べてみよう
偉人の一生を調べて、しゅみをさがしてみよう。偉人の伝記を読んでみたら、しゅみが書かれているかも!?
同じ時代に活やくした人物を調べてみよう
同じ時代に活やくした人はどんなことを成しとげたのだろう。自分が調べている偉人と比べてもおもしろいよ。戦国武将だったら、戦った相手について調べてみても良いね。
偉人の好きな食べ物を調べてみよう
偉人たちはどんな食べ物を食べてくらしていたのかな。好きな食べ物はなんだろう?実際にレシピを再現(さいげん)してみるのもおもしろいね。
夏目漱石は食いしんぼうであまいものが大好き。朝はバターとさとうたっぷりのトーストをよく食べていたんだって。イギリスにりゅう学していたから、そのえいきょうもあったのかな。西洋風の食べ物を好み、中でもステーキが大好きだったみたい。小説の中にもステーキを食べるシーンがたくさんあるよ。
本や映画、インターネットで多くの情報を集めてみよう!
図書館で本を借りて、何冊か見比べるのもいいね。
パソコンを使ってさがそう
必要な情報がのっている本をさがそう。図書館に置いてある本をさがすせんようのパソコンを利用してみよう。
1冊だけじゃなく、何冊か見てみよう
1冊だけ調べて終わりではなく、関連する人物の本は何冊か見ておこう。複数の本で調べて情報をたくさん集めよう。
調べた本のタイトルと著者(ちょしゃ)は「参考にした本」としてメモをしておこうね。
あとで調べ直したいときにさがしやすくなるよ。
インターネットでも調べてみよう
手軽に使えて便利なインターネット。気になる偉人の名前を検さくして情報をさがそう。
偉人の名前と気になるキーワードをいっしょに検さくしよう
「織田信長 好きな食べ物」「織田信長 性格」など偉人の名前と調べたい内容をいっしょに検さくすると、見つけやすいよ。
動画サイトで偉人を学ぼう
動画サイトでも、楽しく偉人を学べるチャンネルがあるよ。偉人の名前で検さくしてみよう。
信頼(しんらい)できるホームページの情報を使おう
インターネットは便利な反面、だれが書いたのかわからないまちがった情報などもたくさんあるよ。インターネットで情報を調べる場合は、おうちの人といっしょに見て、信頼(しんらい)できるホームページを使おう。
博物館や資料館を利用しよう
偉人の記念館や博物館、資料館などに行って調べよう。実際に物を見ることができるので、より身近に感じることができるはず。博物館に行く前に、事前に本などを見て勉強してから行くと、もっと理解が深まるよ。近くにない場合は、インターネットで博物館や資料館のホームページを見てみよう。
偉人の映画やドラマを見よう
偉人をテーマにした映画やドラマなら、物語を楽しみながら調査をすることができるよ。
くわしい人に聞いてみよう
身の回りの大人にくわしい人がいたら聞いてみよう。
まとめ方のヒントをしょうかい
調べた情報を整理してまとめよう。
だれかに伝えることを意識して、友だちにも興味を持ってもらえるような工夫を入れられるとGOODだよ。
内容の順番を決めよう
順番を最初に決めておくと、整理がしやすいよ。要点をまとめて順番を決めよう。
- タイトル(調べた偉人のテーマ)
- 偉人を選んだきっかけ
- 調べた方法
- 調べたこと、わかったこと
- 「こういう人だったのでは?」を考えよう
1. タイトル(調べた偉人のテーマ)
自分の調べた偉人のタイトルを決めよう。ただ偉人の名前を入れるだけではなく、興味を持ってもらえるようなタイトルを考えよう。
例えば、「織田信長の調査」だけでなく、「本当はやさしい人!?織田信長の真実」といったように、発表する内容をタイトルに少し入れるだけで、印象が大きく変わってくるね。
友だちに「見たい」と思ってもらえるような工夫をしよう。
2. 偉人を選んだきっかけ
なぜこの偉人に興味を持ったのかを考えるのはとても大切なこと。
例えば、夏目漱石の「吾輩(わがはい)は猫(ねこ)である」を読んでおもしろかったから、エジプト展(てん)で見たクレオパトラが気になったからなど、大まかに書いてみよう。
3. 調べた方法
本、インターネット、博物館、人から聞いたなど、調べた方法を書こう。
4. 調べたこと、わかったこと
実際に調べてみて、わかったことを書こう。
図やイラストを使って説明すると、よりわかりやすくなるよ。
5. 「こういう人だったのでは?」を考えよう
わかったことをふまえて、自分なりに「こういう人だったのでは?」といった人物像をまとめよう。
例えば、織田信長は「とてもこわい人だ」といわれているけれど、「本当はやさしい人だったのではないか」「やさしい部分もあった」など、自分が調べた結果から感じたことを自由に書いてみよう。
リスト以外にも、まだまだたくさんいるよ♪
名前だけ知っている、テレビや映画で見たなど、くわしく知らないけれど興味がある人を選んでもおもしろいよ。