明治の認定(にんてい)牧場ってなに?
明治は、牛の住むところや生乳(せいにゅう)タンクをおく所をきれいにしている牧場を「良質乳生産牧場」(質のいい生乳を生み出す牧場)に認定(にんてい)しています。衛生に気を配っている牧場では、元気な牛が育ち、質のよい生乳が生産されるのです。
生乳(せいにゅう)の検査ってなにするの?
明治の工場では、牧場からとどいた生乳(せいにゅう)にさまざまな検査をします。成分をしらべる「乳成分検査」、菌(きん)の数をしらべる「衛生的検査」、風味をしらべる「官能(かんのう)検査」など、すべての検査に合格した生乳だけを受け入れています。
賞味期限ってなに?
容器のふうをあけていない牛乳(ぎゅうにゅう)やヨーグルトなどを、パッケージに書いてある通りに保存(れいぞうこに入れるなど)したときに、何日までおいしく飲んだり食べたりできるかの目安です。容器のふうをあけたら賞味期限に関係なく、早めに食べましょう。
牛乳は毎日飲んだほうがいいの?
牛乳には、ほねや歯を強くするカルシウムがたくさんふくまれていて、小魚よりも効率的にカルシウムをとることができます。筋肉(きんにく)、ほね、血などをつくるたんぱく質もいっぱいです。毎日飲んで元気な体づくりに役立ててください。
- 工場の近くの牧場から、しんせんな生乳(せいにゅう)を取り寄せます。生乳は「なま」なので、冷やしたままタンクローリーで運ばれてきます。工場ではまず、とどいた生乳を検査して、合格したものだけを受け入れます。
- 生乳(せいにゅう)には、目には見えない小さなゴミやホコリが入っています。「クラリファイヤー」という機械で、生乳を高スピードで回転させて、ゴミやホコリを取りのぞきます。
- 生乳(せいにゅう)には脂肪分(しぼうぶん)がふくまれています。脂肪が大きいと、クリーム状になってういてきてしまいます。「ホモゲナイザー」という機械で、脂肪を細かくなめらかにして、飲みやすくします。
- 生乳(せいにゅう)のなかにはさまざまな菌(きん)が入っています。生乳を高い温度で温めて、菌(きん)を退治します。殺菌(さっきん)することで安心して飲めるようになるのです。殺菌したあとは、おいしさをたもつためにすぐに冷やします。
- ここは工場のなかで一番清潔な部屋です。できあがった牛乳(ぎゅうにゅう)を機械で容器(ようき)につめていきます。機械が容器を組み立てて、牛乳を入れてくれるようになっています。
- 賞味期限をパックに印刷します。ただしく印刷されているか、牛乳(ぎゅうにゅう)によけいなものが入っていないか、決まったとおりの量かどうか、一本ずつきびしく検査します。