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明治 赤ちゃん相談室
チョコレートの原料のカカオ豆は外国から輸入しています。カカオ豆のおもな産地は中南米、東南アジア、そしてどこでしょうか?
カカオの木は熱帯植物(ねったいしょくぶつ)です。赤道(せきどう)付近の高温多湿な地域で育てられています。日本が輸入するカカオ豆のおよそ8割は、西アフリカのガーナで生産されています。
カカオ豆は、産地で発酵(はっこう)・乾燥(かんそう)させます。西アフリカの産地では、何に包んで発酵させるでしょうか?
西アフリカなどでは、手に入りやすいバナナの葉で包んで発酵(はっこう)させます。中南米では木箱に入れて発酵させるのが主流です。カカオ豆を発酵させることでチョコレート独特のかおりが生まれます。
カカオ豆の皮を取って中心部分をすりつぶすと、どろどろしたペースト状になります。これをなんというでしょうか?
カカオ豆の中心部分はココアバターという脂肪分(しぼうぶん)がおよそ55%ふくまれているため、すりつぶすとどろどろになります。これをカカオマスといいます。この「カカオマス」「ココアバター」に砂糖や乳製品(にゅうせいひん)を加えて作られるのがチョコレートです。
カカオ豆の脂肪分からできるココアバターは、チョコレートをつくるうえで欠かせません。ココアバターは温度が何℃ぐらいになると、完全にとけるでしょうか?
ココアバターはふだんは固まっていますが、人間の体温よりすこし低い32℃ぐらいで完全にとけてしまいます。チョコレートを食べたときのなめらかな口どけは、ココアバターの働きによるものです。
チョコレートには、茶色くない白い色のホワイトチョコレートがあります。どうして白いのでしょうか?
ホワイトチョコレートにはカカオマスが入っていないので、茶色いチョコレート色になりません。でもカカオ豆の主成分であるココアバターが入っているので、りっぱなチョコレートなのです。