なるほどクイズ

乳を乳酸菌で発酵（はっこう）させたものが、ヨーグルトです。乳酸菌の働きで、さわやかなすっぱさのあるヨーグルトができます。
乳酸菌（にゅうさんきん）を利用した食べものは、チーズ、みそ、つけものなどたくさんあります。

ブルガリア菌とサーモフィラス菌はヨーグルトづくりの名コンビです。2つを組み合わせると、おたがいに助け合って発酵（はっこう）をたかめます。
もちろん明治のヨーグルトにもこの2つがたいせつに使われています。

わたしたちの腸（ちょう）の中には、たくさんの細菌がすんでいます。ヨーグルトの乳酸菌（にゅうさんきん）は、善玉菌をふやし、悪玉菌をへらして、腸のバランスをととのえてくれるのです。
そのほかにも乳酸菌は、風邪を引きにくくするなど、わたしたちの健康を守るさまざまな働きをすることがわかっています。

乳酸菌（にゅうさんきん）が元気に働いてヨーグルトをつくるには、40～45℃くらいの温かい温度が必要です。そこでしばらく時間をおいて発酵（はっこう）させ、おいしさをそのまま保存するために冷やして、発酵を終わらせます。

ヨーグルトをつくるときに出てくる水分はホエイといいます。ホエイは乳清（にゅうせい）ともよばれています。水にとけるたんぱく質などの栄養分がふくまれているので、安心してヨーグルトといっしょに食べてくださいね。