安定調達への取り組み
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貢献する
SDGs -
メイジ・カカオ・サポート
酪農家との取り組み

お客様に高品質で安全・安心な製品を提供するため、(株)明治では原料乳を生産している酪農家の皆さんが安定した経営を継続できるよう独自の支援を行っています。
生乳流通と品質管理
明治グループでは、おいしい良質な牛乳をお客さまに届けるために、その生産元である酪農家や生産者団体と協働し、安定的かつ高品質の生乳の生産支援に努めています。

環境や牛の健康に配慮した酪農を支援
「明治オーガニック牛乳」は、北海道の牧場で有機飼料により大切に育てられた乳牛から搾った生乳のみを使用し、有機JAS規格の認証を受けています。オーガニック牛乳の開発は、1999年から津別町有機酪農研究会の酪農家で検討を開始しました。その後、2006年に当時5軒の酪農家の方々が「有機畜産物のJAS規格」の認証を取得し、北海道限定で「明治オーガニック牛乳」として販売を開始しました。明治グループでは牛乳の販売を通じて、環境や乳牛の健康に関心のあるお客さまに向けて新しい牛乳の価値を提供していきます。

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※2019年度の農林水産祭におきまして、優れた活動や実績を上げた農林水産経営者を表彰する「天皇杯」を、津別町有機酪農研究会の石川賢一会長が受賞されました。
主な受賞理由は「有機酪農の推進と有機農法での優良な自給飼料の栽培」です。
MDA(Meiji Dairy Advisory)による酪農経営支援

MDAは、人材マネジメントにフォーカスし、農場の作業改善や経営管理技術の向上を通して酪農に関わる人の成長を支援する活動です。MDAは農場が経営目標を達成し続ける為に、リーン生産方式に基づきカイゼン文化を定着していく仕組みであり、明治スタッフは農場とともに考え、農場スタッフの気づきを通してより良い環境や仕組みを構築する支援をするアドバイザリーという形を採用しています。さらに、カイゼンの進捗に併せて、アドバイザリーは立ち位置を変えていきます。
MDAで支援している3つの“カイゼン”
日常カイゼン | 目標設定カイゼン | 仕組みカイゼン | |
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活動方針 | 全員参加で問題をみつけカイゼンする | ありたい姿を描き、カイゼンを進める | 永続的に人の成長を支援する |
内容 | 5S活動、SOP(標準作業手順書)作成、ホワイトボードミーティング 等 | 理念・ビジョン・経営計画の策定、会議のあり方整理 等 | 人事評価制度の導入 等 |
活動プロセス | ・問題意識を持つ癖をつけ、カイゼンマインドを向上
・当事者意識の向上
・農場内のコミュニケーション促進による風通しの良い風土づくり
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・農場経営のあるべき姿を描き、経営理念やビジョンを策定 ・現状の問題点を把握し解決策を導き出す力を養う ・年間目標を設定し、チームでカイゼンを行う |
・会社の求める人物像(キャリアプログラム)の明確化
・永続的な人材成長の支援するマインドの構築
・リーダーの部下育成能力向上
・管理職の育成
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成果 | “農場スタッフ”の成長 | “経営陣・リーダー・後継者”の成長 | “組織”の成長 |

「第1回 MDAミーティング」を開催
(株)明治は酪農家とのパートナーシップを深める為に、2022年2月2日に「第1回 MDAミーティング」をコロナ禍を考慮し、オンラインで開催しました。当日は全国から約60名の農場関係者をはじめ、社内外から約170名の参加をいただき、MDAの取組内容紹介やパネルディスカッションを実施しました。MDAミーティングを通して、酪農家は悩みを語りあい、それぞれが解決の糸口を見いだせる非常に有意義な時間となりました。


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