なるほど!チョコレートができるまで

  • 原料の受け入れ

    産地からカカオ豆がとどいたよ!

    カカオ豆の秘密?!
    生産国との関係は?
  • 豆の選別

    わるい豆やゴミを取りのぞいていくよ!

  • ロースト

    カカオのかおりを引き出すよ!

  • 皮を取りのぞく

    皮を取るとカカオニブが出てくるよ!

  • すりつぶす

    どろどろしたカカオマスになるよ!

  • 混ぜる

    カカオマスと他の原料を混ぜていくよ!

    ココアバターって?
  • 細かくする

    舌ざわりをなめらかにするよ!

  • 練りあげる

    チョコのかおりが出てくるよ!

  • 温度調整(テンパリング)

    おいしい口どけになるようにするよ!

    温度調整(テンパリング)はむずかしい!
  • 型に流し込む

    チョコの形にしていくよ!

  • 冷やす

    時間をかけて冷やし固めるよ!

  • 型抜き

    いよいよチョコの完成!

  • 検査・包装(けんさ・ほうそう)

    きびしく検査するよ!

  • これでチョコレートのできあがり!チョコレートってこんなたくさんの工程からできあがるんだ。カカオのかおり、なめらかな口どけを味わってください!

チョコレートの工程
確認できる工場はこちら

生産国との関係は?

おいしいチョコレートをつくるには、つねに生産国からよりよいカカオ豆を手に入れなければなりません。明治は、カカオ豆の生産国をサポートする取り組みを行い、生産国といっしょにカカオを育てています。たとえば、西アフリカのガーナでは、カカオ農家への支援や、明治の社員が農家を訪問して交流を深めるなどの活動を続けています。ブラジルでは、森を守りながらカカオを育てる「アグロフォレストリー農法」の取り組みに協力しています。

カカオ豆の秘密?!

カカオの実は「カカオポッド」と呼ばれています。カカオポッドは、かたい殻(から)を持ち、その中の白いヌルヌルした果肉(パルプといいます)の中にカカオ豆が30~40粒入っています。
収穫(しゅうかく)したカカオポッドから、カカオ豆だけをすぐに取り出すことはできません。まず、パルプごとバナナの葉に包んだり木箱に入れるなどして発酵(はっこう)させます。発酵により白いヌルヌルした果肉が溶けて、カカオ豆が出てきます。また、発酵することでカカオ豆はチョコレート色に変化し、独特(どくとく)の香りが生まれます。発酵はチョコレートの美味しさを左右する大切な工程です。

ココアバターって?

ココアバターは、カカオ豆にふくまれている脂肪分(しぼうぶん)のこと。とてもとけやすい性質をもっています。ふつうの温度のときには固まっていますが、25℃ぐらいからとけ始め、体温より低い32℃ぐらいで完全にとけてしまいます。チョコレートを食べると、なめらかに口の中でとけておいしいかおりが広がるのは、ココアバターの働きのおかげです。

温度調整(テンパリング)はむずかしい!

手づくりチョコレートで失敗しやすいのが、固める前の温度調整。明治の工場では、独自の研究と技術によってチョコレートを温度変化させ、ココアバターを安定した結晶(けっしょう)にします。正しい温度調整でつくられたものはきちんと固まって劣化しにくく、口どけがよくてツヤのあるチョコレートになります。

どんなところを見るの?

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