アグリカルチャー(農業)とフォレストリー(林業)を
かけ合わせた造語。
「森をつくる農業」と呼ばれ、森林伐採後の
荒廃した土地に自然の生態系に倣った
多種の農林産物を
共生させながら栽培する農法です。
自然へのダメージが少なく、持続的に長期間の
土壌利用が可能になります。
「森をつくる農業」と
呼ばれるアグロフォレストリーで作られた
ブラジルトメアスー産カカオ豆が
チョコレートになるまでをご紹介します。
ブラジル北部
アマゾン川の河口付近に位置する
パラー州トメアスー。
この地で「森をつくる農業」
によって
チョコレートの原料カカオが
栽培されています。
森林伐採後の荒れた土地を整える
1年目
森の生態系に倣いバナナなどの
高木に成長する
苗と一緒にコショウやカカオの苗を植えます。
5年~10年後
高木(シェードツリー)が成長して
日陰をつくり、
3年目くらいから
カカオは実をつけて収穫できます。
20年後
20年経つと様々な高さの木々が
共存する
自然の森のような生態系が完成します。
ブラジルから日本にカカオが
到着したら
安全・安心のため
品質検査を行い、
meijiの工場に運ばれ、加工をしてチョコレートになります。
できあがったチョコレートは
パッケージに
つめられ商品としてお店に届きます。
1.環境に配慮・持続可能な原料調達
2.ブラジルトメアスーという産地とのつながり
明治はこれからも、アグロフォレストリー
ミルクチョコレートをつくることで
日本の皆様に「美味しさ」をお届けするだけでなく、
アグロフォレストリー農法を応援し、農家の人々の
安定的な生活を支えていきます。
その活動により、森林再生へ少しでも
貢献できればと考えます。