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論文/カシスの研究

カシスに関する研究レポートをご紹介します。

二酸化炭素マイクロバブル処理によるカシス清涼飲料中のアントシアニンの安定化(2014)
大原浩樹、川ア保美
微細気泡の最新技術 Vol.2 :184-188(2014)
Differential Effects of Black Currant Anthocyanins on Diffuser- or Negative Lens-Induced Ocular Elongation in Chicks(2013)
発表者 飯田博之、中村裕子、松本均、河端恵子、古賀仁一郎、勝海修
雑誌名 Journal of Ocular Pharmacology and Therapeutics 29(6):1-6(2013)
要約 西葛西井上眼科こどもクリニック所長勝海修先生との共同研究により、カシスアントシアニンによる近視抑制効果について、ヒヨコを用いた試験により、カシスに含まれる4種のアントシアニンがそれぞれ異なる作用機構を有することを明らかにした。
カシスアントシアニンの視覚機能改善効果(2012)
発表者 飯田博之
雑誌名 BIO INDUSTRY 29(2):21-25(2012)
要約 カシスアントシアニンによる一時的な近視化の抑制、および全身疲労(24時間の覚醒)負荷試験での毛様体筋の過緊張の抑制、さらに、学童期の近視化のモデルであるヒヨコ軸性近視モデルにおける近視化予防効果について紹介した。
Effect of Black Current Extract on Negative Lens-lnduced Ocular Growth in Chicks(2010)
発表者 Hiroyuki Iida, Yuko Nakamura, Hitoshi Matumoto, Yasuo Takeuchi, Shokichi Harano, Mamoru Ishihara, Osamu Katsumi
雑誌名 Ophthalmic Research 44:242-250(2010)
要約 西葛西井上眼科こどもクリニック所長勝海修先生との共同研究により、カシスアントシアニンを経口投与することで眼軸長の延長が抑制されることを、ヒヨコ軸性近視モデルを用いた試験で確認し、カシスアントシアニンによる近視予防効果が示唆された。
Development and Validation of a Liquid Chromatography Tandem Mass Spectrometry Method for Simultaneous Determination of Four Anthocyanins in Human Plasma after Black Currant Anthocyanins Ingestion(2010)
発表者 Yuko Nakamura, Hitoshi Matsumoto, Masashi Morifuji, Hiroyuki Iida and Yasuo Takeuchi
雑誌名 J. Agric. Food Chem., 2010 58(2):1174-1179(2010)
要約 LC/MS/MSを用いて、高感度でヒト血漿中のアントシアニンを測定する方法を開発し、分析バリデーションを行った。この方法により、カシスアントシアニン摂取後のヒト血漿中のアントシアニン濃度が測定できた。
全身疲労負荷時の調節機能低下へのカシス摂取の影響(2008)
発表者 飯田博之, 松本均, 森藤雅史, 中島伸子, 木下茂
雑誌名 あたらしい眼科 25:114-118(2008)
要約 京都府立医科大と共同で、若年男性を対象としたヒト試験により、カシスアントシアニン経口投与が、全身疲労負荷(24時間覚醒負荷)による眼の調節機能低下をプラセボ投与と比較して有意に改善することを確認した。
カシスアントシアニンと他のベリー類との吸収性と有効性に関する比較検討(2008)
発表者 飯田博之
雑誌名 医学と薬学 59:381-388(2008)
要約 ラットに対して経口投与されたカシスアントシアニンの吸収性は、他の果実アントシアニンと比較して約4倍高いことが示された。また、ウマ毛様体筋の収縮に対するカシスアントシアニンによる抑制作用についても有意に強いことが確認され、カシスによる眼疲労または眼精疲労改善が期待された。
ベリー類アントシアニン摂取がVDT作業時の眼の屈折調節機能へ及ぼす影響 (カシスアントシアニンと他のベリー類との眼精疲労に伴う調節機能の比較)(2007)
発表者 松本均
雑誌名 新薬と臨牀 56(2):70-78(2007)
要約 各種アントシアニンがVDT作業負荷による眼の屈折度低下を抑制する効果を、若年成人を対象にして比較検討した。カシスアントシアニンによる改善効果が他の果実アントシアニンと比較して有意に高いことを確認した。
Comparative assessment of distribution of balckcurrant anthocyanins in rabbit and rat ocular tissues(2006)
発表者 H. Matsumoto Y. Nakamura H. Iida K. Ito H. Ohguro
雑誌名 Experimental Eye Research 83(2006):348-356(2006)
要約 弘前大学との共同研究で、ラットおよびウサギに対し、カシスアントシアニンを経口、腹腔および静脈内投与し、眼への移行について検討した。カシスアントシアニンはその構造を維持したまま血中に現れ、毛様体筋、網膜など眼球内の様々な部位に移行することを確認した。
VDT作業時の調節機能低下へのカシスアントシアニン摂取の影響(2006)
発表者 松本均・中村裕子・徳永隆久・中石仁(NYメディカル)、福田千晶 ((財)有馬記念医学財団富坂診療所)、木下茂(京都府立医科大学大学院)
雑誌名 あたらしい眼科2006 23(1)(2006)
要約 京都府立医大と共同研究において、2時間のVDT作業負荷により誘発される眼の屈折調節機能低下が、カシスアントシアニン経口投与により改善されることを、若年成人20名を対象としたプラセボとの比較試験で確認した。
カシスポリフェノール経口摂取のくまに対する改善効果(2005)
発表者 松本均・伊藤恭子・米倉久美子・市橋正光
雑誌名 皮膚の科学 4(5):492-497(2005)
要約 サンクリニック院長市橋正光先生との共同研究により、健常人女性33名を対象とした試験で、カシスポリフェノールを経口摂取すると、プラセボ摂取時と比べ目の下の血流量が有意に増加し、目元のくまが改善されることを確認した。
Delphinidin-3-rutinoside relaxes the boving ciliary smooth muscle through activation of ETB receptor and NO/CGMP pathway(2005)
発表者 H. Matsumoto, K. E. Kamm, J. T. Stull, H. Azuma
雑誌名 Experimental Eye Research 80(2005):313-322(2005)
要約 東京医科歯科大・テキサス大と共同研究で、カシスアントシアニンの成分のひとつであるDelphinidin 3-rutinoside (D3R) による毛様体筋の弛緩効果について、その作用機作を明らかにした。
カシス抽出物経口摂取の末梢循環障害改善についての検討 ―若年女性冷え症者を対象として―
(カシスポリフェノール経口摂取の抹消循環障害に対する改善効果)(2004)
発表者 竹並恵里、倉重恵子、松本均、本間俊行、長田卓也、大久保正樹(東京医科大学)、浜岡隆文(鹿屋体育大)
雑誌名 日本サーモロジー学会誌 23(4):194-201(2004)
要約 東京医科大・東京医療専門学校・鹿屋体育大との共同研究により、若年女性に対してカシス抽出物を経口摂取させることで、末梢の血流が改善され、冷水負荷による皮膚表面の温度低下からの回復が促進されることを明らかにした。
Stimulatory Effect of Cyanidin 3-Glycosides on the Regeneration of Rhodopsin(2003)
発表者 Hitoshi Matsumoto, Yuko Nakamura, Shuji Tachibanaki, Satoru Kawamura, Masao Hirayama
雑誌名 Journal of Agricultural and Food Chemistry 51(12):3560-3563(2003)
要約 大阪大との共同研究で、カシスアントシアニンの1種であるシアニジン配糖体が、網膜において光を感知するタンパク質であるロドプシンが再生する速度を早める効果を有することを、in vitroの試験で確認した。
Orally Adiministered Delphinidin 3-Rutinoside and Cyanidin 3-Rutinoside Are Directly Absorbed in Rats and Humans and Appear in the Blood as the Intact Forms(2001)
発表者 H. Matsumoto, H. Inaba, M. Kishi, S. Tominaga, M. Hirayama, T. Tsuda
雑誌名 Journal of Agricultural and Food Chemistry 49(3):1546-1551(2001)
要約 ヒトおよびラットを対象とした実験で、カシスアントシアニンを経口摂取すると、アントシアニンは代謝を受けずそのままの構造で吸収されて血中に現れ、尿中に排泄されることが、東海学園女子短大との共同研究で確認された。
Effect of Black Current Anthocyanoside Intake on Dark Adaptation and VDT Work-induced Transient Refractive Alternation in Healthy Humans(2000)
発表者 H. Nakaishi, H. Matsumoto, S. Tominaga, M. Hirayama
雑誌名 Alternative Medicine Review 5(6):553-562(2000)
要約 金沢医大・筑波大との共同研究で、カシスアントシアニンの経口摂取により、プラセボ摂取時と比べ、暗順応が有意に改善されること、およびVDT作業時の屈折力低下が抑制されることが、ヒトを対象とした試験により確認された。

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