日本人に必要な
たんぱく質は
どれくらい?
摂取するたんぱく質の
推奨量
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」では、18歳以上の男性は1日60g、18歳以上の女性だと1日50gのたんぱく質摂取を推奨しています。(※)
(※)ある対象集団において測定された必要量の分布に基づき、母集団に属するほとんどの人(97~98%)が充足している量として「推奨量」を定義する。

出典 日本人の食事摂取基準(2015年版)(厚生労働省)
(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/syokuji_kijyun.html)

こんな食事を
していませんか?


出典 食品成分データベース(文部科学省)
(http://fooddb.mext.go.jp/)の値を参考に算出

年齢や運動量に合わせた
たんぱく質摂取を
過度の運動をした場合には、筋肉のたんぱく質が分解してしまいます。意外なことに運動不足の人でも筋肉をあまり使用しないことで、筋肉のたんぱく質が壊れてしまいます。また高齢者は、運動不足になりがちな上に、たんぱく質摂取後の筋肉でのたんぱく質合成能が低下することが知られています。したがって、過度の運動をする人、運動不足の人、高齢者は、たんぱく質摂取不足になりやすいため注意が必要です。年齢や生活習慣に応じて、たんぱく質摂取量を増やすように意識しましょう。


牛乳・乳製品なら
手軽にたんぱく質が摂れる
牛乳ならコップ1杯(200g)で6.6g、スライスチーズ1枚(約18g)で4.1g、ヨーグルトだと1カップ(約100g)で3.6gのたんぱく質が摂取できます。手軽に多くのたんぱく質を補うのに大変有効です。牛乳・乳製品はたんぱく質だけでなく、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどもバランス良く含まれていて、健康の維持・増進にとても有効な食品と言えます。
出典 食品成分データベース(文部科学省)
(http://fooddb.mext.go.jp/)の値を参考に算出

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