日本人に必要な
たんぱく質は
どれくらい?
健康維持・増進に必要な
たんぱく質の摂取量(目標量)
我々日本人が健康維持・増進のために必要な1日当たりのたんぱく質の摂取量は厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)*厚生労働省」において示されています。 40歳の男性なら88ℊ~135ℊ、50歳の女性なら68ℊ~98ℊです。
身体活動レベル別に見たたんぱく質の目標量(g/日)(非妊婦、非授乳婦)
出典:日本人の食事摂取基準(2020年版)(厚生労働省)
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html)
日本人の摂取実態
しかし、日本人の多くは目標量のたんぱく質を摂れておらず、特に30~50代においては約10ℊ程度摂れていない実態にあるのです。健康維持・増進に向けて、まずは1日+10ℊの摂取から始めましょう。
出典:「日本人の食事摂取基準(2020年場版)」身体活動レベルⅡの目標量と「令和元年 国民健康・栄養調査」性年代別中央値(厚生労働省)
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/r1-houkoku_00002.html)
牛乳・乳製品
で手軽に摂ろう
1日+10ℊを摂るなら牛乳や乳製品がおすすめです。牛乳や乳製品なら調理せずにいつでもサッと摂ることができ、牛乳ならコップ1杯(200ℊ)で6.6ℊのたんぱく質、ヨーグルトなら1カップ(100ℊ)で3.6ℊ、プロセスチーズ2かけら(30ℊ)で6.8ℊのたんぱく質が摂れるのです。さらに、牛乳や乳製品はたんぱく質だけでなく、脂質・炭水化物・ミネラル、ビタミンなども含まれていて、健康の維持・増進にとても有効な食品といえます。
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