



BEAN to BAR
FARM to BAR
ビーン・トゥ・バー /
ファーム・トゥ・バー
BEAN TO BAR
こだわりのチョコレートを
作るためのキーワード
製造者がカカオ豆(BEAN)から板チョコレート(BAR)までを、一貫して手がけるスタイルのことを「BEAN to BAR」と言います。
厳選したカカオ豆を最大限生かすため、作り手の想いで様々な工夫がされていることが特長です。
ここ10年ほどで、日本国内でもBEAN to BARのチョコレートへの関心が高まり、カカオ豆の生産地と消費地をつなぐキーワードとしても注目されているのです。
しかし、おいしいチョコレートをつくるためにはBEAN to BARへのこだわりだけでは不十分です。

FARM to BAR
カカオに関わる人、
みんなが幸せになるために
カカオ農園(FARM)でのカカオづくりから板チョコ(BAR)までを一貫して手掛けるスタイルを「FARM to BAR」と言います。
チョコレートのおいしさの7割以上が、カカオ豆の品質で決まるとも言われています。
高品質なカカオ豆を得るために、明治は世界10か国以上を調査し、高品質なカカオの樹を探し求めました。
そして、辿り着いた地域でカカオの樹の栽培方法や管理方法の勉強会を開催したり、井戸の整備や学校備品の寄贈、環境へ配慮した農法を教えることで、カカオ農家やそのコミュニティの生活を支援する活動を行っています。
このように、その地域のカカオ農家が、カカオの生産を安心して続けられる環境をつくることで、高品質なカカオ豆を安定して日本に届けることができ、おいしい『明治 ザ・チョコレート』はつくられているのです。
FARMから大事にすることで、カカオ豆を作る人からチョコレートを食べる人まで、みんなが幸せになれると明治は考えます。




1 GOOD SELECTION OF CACAO BEANS カカオの厳選

おいしいチョコレートを作るために赤道付近の秘境をはじめ、世界10ヵ国以上でカカオの樹を探し回り、カカオ農園を選び抜きました。ここから「FARM to BAR」がはじまります。
2
HARVESTING-FERMENTATION
カカオの収穫~
カカオ豆の発酵
丁寧な手作業で、完熟したカカオの実のみを収穫します。実を一つひとつナイフで割り、取り出された豆はバナナの葉で覆い、果肉ごと取り出された豆は発酵作業へ。
『明治 ザ・チョコレート』ならではのあの芳香は、この工程によって生み出されています。
3 ROAST カカオ豆のロースト

発酵を終えた後、乾燥させたカカオ豆は日本へやってきます。ここからがBEAN to BARの工程です。
まずカカオ豆をローストしていきます。カカオ豆の個性を引き出すために、それぞれに最適な条件でローストします。
4 REFINING-CONCHING 粉砕〜コンチング

ローストを終えたカカオ豆は、細かく粉砕され、砂糖などを加えてから長時間の練り込み作業へ。
5 TEMPERING-MOLDING 調温〜成形

いよいよ最終工程、テンパリングへ。温度調整を重ね丁寧に混ぜて冷やし固めると、チョコレートは独特のツヤを放ちます。
こうした長い道のりを経て『明治 ザ・チョコレート』という完成形へと至るのです。そして「FARM to BAR」への挑戦は、これからも続いていきます。
カカオ産地
カカオは北緯20°~南緯20°の「カカオベルト」と呼ばれる地域で生産されます。
その中でも、高度30~300m、平均気温27℃、年間降水量1000㎜以上と、
かなり限られたところでしか育つことができません。


