meiji THE Cacao カカオの香り愉しむ meiji THE Cacao カカオの香り愉しむ meiji THE Cacao カカオの香り愉しむ
Menu

チョコレートづくりの
歴史History

チョコレートへの熱き想い

明治が誇るスペシャリティ『明治 ザ・カカオ』
その比類なき味や香りをゼロからつくりあげたのは、チョコレートへの熱き想い。

『明治 ザ・カカオ』の誕生秘話をご紹介します。

1.産地の探求

  • light Relax

    カカオは北緯20°~南緯20°の「カカオベルト」と呼ばれる地域で生産されます。その中でも、高度30~300m、平均気温27℃、年間降水量1000㎜以上と、かなり限られたところでしか育つことができません。

    カカオの木から見直し
    チョコレートができるまでの
    全工程に関わりたくて。

    「BEAN to BAR」創造へ至るその姿勢は、明治のチョコレートづくりのDNAとして、実は古くから根付いているもの。常にさらなる進化を目指して、2006年に新たな取り組みに着手した。

    最高のカカオ豆を求め、1年で地球を3周以上回るくらいの移動を何年もかけて繰り返し、質の高いカカオづくりを求めて世界中を飛び回った。

    そうした活動を続けてたどり着いたのは、「原料から商品まで一貫して手掛ける明治がより特別なチョコレートを完成させるには、どうすればいい?」という疑問であり、大命題。

    そして遂に思い至ったのが、より根本的なこと___。

    つまり「産地の見直し」からしっかり取り組むべきではないか、という真理だった。

    良質なカカオ豆を育て、発酵、乾燥する。そして船に積み込み、日本に向けて送り出すまでの全工程にしっかり関わる必要がある。

  • light Relax
    「メイジ・カカオ・サポート(Meiji Cocoa Support:MCS)」始動。
    現地の生産者たちとともに汗を流し、真摯に向き合う。

    明治の、そんな活動が始まったのは2006年のこと。

    そう、カカオ農家と直接取引を行うと同時に、数々の支援活動に取り組む「MCS(メイジ・カカオ・サポート)」のスタートだ。

    はじめに私たちを出迎えてくれたのは、「お前は何しに来たんだ」という視線。カカオ豆農家は大体販売ルートを持っているためだ。そこでまず現地の人たちと様々なコミュニケーションをとっていかに打ち解けるかが重要。私たちが本気であることをわかってもらうところからのスタートだった。

    いざ農家と連携を組んだ後も、日々、地道な取り組みの連続だった。

    明治社員が一ヶ月間現地に滞在し、理想のカカオ豆づくりのための議論や意見交換をした後に、日本に飛んで帰ってチョコレートの試作品をつくる。それから現物を持って再度現地へ赴き、フィードバックして改善を図る。その積み重ねこそが『明治 ザ・カカオ』の源流になっている。

  • light Relax
    良質な特長を最大限に生かす
    創り上げたチョコレートを、もっと未来へ、世界へ。

    カカオへの探究心が導き出し、結実した『明治 ザ・カカオ』。

    日本でも、近年では様々なこだわりをもったチョコレートを見かけることが増えてきた。だが、いまだに子供が食べるお菓子だと思っている人も多い。だからこそ私たちが創った『明治 ザ・カカオ』がきっかけで、たとえばコーヒーを豆から選ぶのと同じように、チョコレートもカカオ豆から選び思い思いに愉しんでもらえたら…。ここ日本にそんな大人の「チョコレート文化」そのものをつくっていくことができたなら、これほど幸せなことはない。

    果てることなき「夢」に思いを馳せながら、更なる産地の探求は続く。

2.産地の開拓

  • light Relax
    明治「BEAN to BAR」は
    チョコレートづくりの歴史そのもの。

    カカオの厳選から製造・販売まで全工程を手掛けるその姿勢は、90年も前からはじまり、今なお進化を続けている。

  • light Relax
    「川上を攻めろ!」
    その精神でカカオの原産国へ。

    チョコレートの原点であるカカオ豆こそ、産地にこだわるべきではないかと思い至ったのが2000年のこと。そこで我々は「川上を攻めろ!」を合言葉に、はじめてカカオ原産国であるベネズエラへ赴いた。

    カカオ豆の原産国をチョコレートの「川上」ととらえ、各国の農園めぐりをスタート。当時から先進性で注目を集めたこの活動により、品種の選定はもとより豆の「発酵」にも、いっそうのこだわりを求めることとなったのだ。明治の「FARM to BAR」のはじまりである。

  • light Relax
    明治スペックのカカオ豆にこだわり抜くことの意味。

    クリオロ種やフォラステロ種をはじめ、カカオには主に3種類の品種があるが、さらに発酵方法を変えることで味や香り、そして品質も異なる。そこで我々は幾度も試験を繰り返し、その結果を農家に伝えることでより良質の原料づくりを目指した。

    そしてようやくたどりついたのが「明治スペック」のカカオ豆であり、『明治 ザ・カカオ』である。

    明治が刻み続けてきたチョコレートの歴史に、原産国、発酵過程などすべてにこだわり抜くことであらたな足跡を残した『明治 ザ・カカオ』。

    しかし、その「攻める」姿勢にはまだ先がある。新生となった『明治 ザ・カカオ』も、決して頂点ではない。

    お客様に「これぞ!」と感じていただける世界一の品質へたどり着くまで、これからもますますカカオと真摯に向き合っていく。

    それが明治の、そして日本の誇り。