ミルクプロテインのチカラ!

ミルクプロテインセミナー

6.12ミルクプロテインセミナー | 第1部 発足記者発表会明治におけるミルクプロテイン研究成果

続いて、食機能科学研究所スポーツニュートリション研究部長の池上 秀二より、ミルクプロテイン研究成果についてご紹介しました。ミルクプロテインが持つ可能性を最大化するために、当社は「独自研究」とともに、地域や団体の皆様との「共同研究」にも取り組んでおり、その中から神奈川県藤沢市体育協会、愛知県豊田市足助病院にご協力いただいた研究についてご説明しました。

ミルクプロテイン摂取により、健康に関する
QOL(Quality of Life)向上を確認

2013年に実施された藤沢市体育協会との共同研究では、バウンドテニス、バレー、グラウンドゴルフや社交ダンスなどのスポーツを日常的に楽しむ方々にミルクプロテイン強化乳飲料(200ml)を摂取していただき、競技前後の体調や疲労感などを調べました。するとミルクプロテインの摂取により、運動翌日の口の渇き、体調、疲労感に好影響があることが確認されました。

株式会社明治 食機能科学研究所
スポーツニュートリション研究部長 池上 秀二

また豊田市足助病院との共同研究では、軽運動プログラムに参加する平均年齢約79歳の方々を対象に、軽運動プログラムとあわせてミルクプロテイン強化飲料(200mL)を摂取していただき、「軽運動+ミルクプロテイン摂取」の効果を調べました。その結果、血液中のたんぱく質の一種である「血清アルブミン」濃度の上昇が確認されました。「血清アルブミン」は、体中の細胞への酸素や栄養素の運搬に重要な役割を担うたんぱく質で、この数値の減少は体内の組織をつくる材料の減少を意味し、高齢者の場合には「血清アルブミン値が高いほど生存率が高い」とのデータも報告されています。
また、参加された方々からは「疲れなくなり、日常生活の坂の上り下りが楽になった」「骨粗鬆症だったが、転倒時に骨折しなかった」といった喜びの声が聞かれました。
これら共同研究の結果から、ミルクプロテインの摂取が、健康に関するQOL(Quality of Life)の向上に貢献できる可能性が示されました。

ミルクプロテインの摂取が運動翌日の口渇感、体調、疲労感に好影響(藤沢市体育協会との共同研究) ミルクプロテイン強化飲料の摂取による、運動前と翌日の口渇感、体調、疲労感の比較
「軽運動+ミルクプロテイン摂取」により血清アルブミン濃度が上昇(豊田市足助病院との共同研究) 軽運動+ミルクプロテイン強化飲料の摂取による血清アルブミン値の変化
ミルクプロテインによるQOLの向上

「速攻吸収製法」で作製した
酸性ミルクプロテイン飲料で「健康なカラダづくり」

独自研究については「速攻吸収製法」をご紹介しました。ミルクプロテインを誰もが手軽においしく摂取できるような飲料の開発に取り組み、新たな酸性ミルクプロテイン飲料の開発に成功しました。この飲料の特徴は、

  1. @ミルクプロテインをこれまでの一般的な乳飲料と同等以上含むこと
  2. A酸味がありスッキリ爽やかな飲み口であること
  3. B酸性域でのミルクプロテインの凝固を制御すること

です。私たちは3つ目の特徴に注目しました。ミルクプロテインは一般的な乳飲料で摂取した場合、胃内の酸性環境で凝固し、その後ゆっくりと吸収されます。酸性環境下でミルクプロテインを安定化させる独自技術で作製した酸性ミルクプロテイン飲料は、人工胃液内でも凝固しないことを確認しました。また、動物実験により、酸性ミルクプロテイン飲料は、一般的な乳飲料よりも速やかに体内に吸収されることが明らかになりました。これが明治の「速攻吸収製法」です。さらに、筋肉の合成に及ぼす影響を調べた結果、酸性ミルクプロテイン飲料は一般的な乳飲料よりも筋合成速度を促進することがわかりました。
「ミルクプロテインを日常生活に取り入れていただくことで、より充実した生活へと繋げていくことができるものと考えています」と、多角的な研究を通して見えてきたミルクプロテインの大きな可能性を示すとともに、「ミルクプロテインの可能性を追求し、その可能性を最大化するための研究を進めてまいります」と発表を締めくくりました。