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【明治:カカオポリフェノール研究】
高血圧モデル動物を用いたカカオポリフェノールの
血圧上昇抑制効果を確認
〜日本食品科学工学会 第63回大会で発表〜


2016/08/29

株式会社 明治(代表取締役社長:川村 和夫)は、カカオ豆に含まれるポリフェノールの血圧上昇抑制効果を高血圧自然発症動物(ラット)で確認しました。この成果を、2016年8月25日〜27日に開催された日本食品科学工学会 第63回大会で発表いたしました。

【内容】

■演題名
「高血圧自然発症ラットを用いたカカオプロシアニジン(※1)摂取による血圧上昇抑制効果」

■概要

当社では「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」(2015年報告)で得られた『チョコレートの摂取による血圧低下作用(血圧が高めの人ほど、正常な血圧の人より血圧が低下)』のメカニズム研究を行いました。

高血圧自然発症ラットに、カカオポリフェノールを高含有する抽出物(CBP)を摂取させた際の血圧や血中物質に与える影響を評価しました。

その結果、CBPを長期(2か月)摂取したラットでは経時的な血圧上昇抑制効果が認められました(図ご参照)。その際に、血中のC反応性タンパク(CRP)(※2)量も有意に減少しました。また、CBPを短期(1週間)摂取した場合にも血圧上昇抑制効果が認められ、血中の一酸化窒素(NO)(※3)濃度が有意に上昇しました。

今回の実験から、高血圧自然発症ラットが摂取したCBPは高血圧によって起こる血管の炎症反応や血管収縮を抑制し、血管内皮機能を改善することで、血圧の上昇を抑制する可能性が示されました。

図. CBPの長期摂取による収縮期血圧値(SBP)

means ± SD (n=10、正常ラットのみn=5),
#; P <0.05 vs. 試験開始時 (0 wk), *; P <0.05 vs. 高血圧自然発症ラット

図. CBPの長期摂取による収縮期血圧値(SBP)(※4)の変化

【ご参考】

(※1):カカオプロシアニジン

カカオポリフェノールの代表的成分です。

(※2):C反応性タンパク(CRP)

炎症や組織細胞の破壊によって血中で増加するタンパク質です。

(※3):一酸化窒素(NO)

血管の収縮と拡張に関与する物質です。
血中NO量が減少すると血管は収縮し、血圧の上昇、血管の血栓形成や動脈硬化を引き起こします。

(※4):収縮期血圧値(SBP)

心臓が血液を全身に送り出すために収縮したときの血圧で、最高血圧とも呼ばれています。

【チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究】

愛知県蒲郡市(市長:稲葉正吉)、愛知学院大学の産学官共同で2014年3月からスタートさせた「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」について、2015年7月17日(金)に名古屋市内で報告会を実施しました。

この実証研究は、蒲郡市内外の45〜69歳までの347人(男性123人、女性224人)に、1カ月間、カカオポリフェノールを多く含むチョコレートを毎日一定量摂取していただき、摂取前後の血圧や血液成分などの身体の状態の変化を検証したものです。

チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノールは、活性酸素を抑える働きがあることが知られ、生活習慣病に有効であるとの多くの報告があります。これまでにもコレステロール値の改善、血圧低下および血管内皮機能の改善、心疾患リスクの低減、インスリン抵抗性の改善といった多岐にわたる臨床試験結果が得られていますが、日本人でのデータは限定的といわざるをえない状況でした。

このような状況を踏まえて行われた本実証研究では、注目すべき結果として、主に以下の事項が確認されました。

「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」のまとめ

高カカオチョコレートの摂取により、

  1. 血圧が低下(血圧が高めの人ほど、正常な血圧の人より血圧が低下)
  2. 善玉コレステロール(HDLコレステロール)が上昇
  3. 精神的にも肉体的にも活動的※1

    ※1:アンケート調査によるものです。

  4. BDNF(脳由来神経栄養因子)※2が上昇する可能性を確認

    ※2:BDNFは、うつ病やアルツハイマー型認知症、記憶・学習などの認知機能との関連性が報告されています。

  5. 動脈硬化の検査などに使われる炎症指標(hs-CRP)と酸化ストレス指標(8-OHdG)が低下※3

    ※3:数値が第3四分位(高めの人の上位4分の1)以上の人で低下を確認しました。

なお、チョコレートの摂取前後で、体重・BMIの増加や、安全性評価項目(血液検査など)に問題は認められませんでした。