知っ得!品質マメ知識 栄養成分編

ナトリウム

体内の水分の分泌を調整

ナトリウムはカリウムとともに血圧を調整する、カルシウムなど他のミネラルの吸収を促す、体液のアルカリ度(pHの維持)を調整する、胃酸・腸の消化液の分泌を促す、筋肉や神経が正常に働くように助けるなどの機能があります。また、骨の構成要素として骨格の維持にもひと役買っています。

ワンポイント

摂り過ぎるとどうなるの?

多くのミネラルは「摂取量不足」が指摘されていますが、ナトリウムは「摂り過ぎ」が問題となっている唯一のミネラル。というのも、ナトリウムを摂りすぎると高血圧や動脈硬化、癌、腎臓病など、いわゆる生活習慣病にかかるリスクが高まるからです。実は日本人は特に摂取量が多いといわれているんです。
ここ数年の国民栄養調査では、日本人は平均1日12g前後の食塩を摂っているそうです。欧米諸国の推奨量は1日6g以下なので、私たちも10g以下に減らすようにしたいものです。

ワンポイント

ナトリウムが不足することってあるの?

ナトリウムはほぼすべての食品に含まれているので、普通に生活している分には不足する心配はまずありません。ただし、スポーツなどをして多量の汗をかいたり、おう吐や下痢をしている場合には、たくさんのナトリウムが失われています。そういう時には、体液のph値を調節するためにナトリウムを補給しなければなりません。