活動するのに必要なエネルギー源
脂質は炭水化物とともに人が体を動かす時に必要なエネルギー源です。とかく悪者にされがちですが、ホルモンや細胞膜などを作ったり、肌をみずみずしく保つ働きがあります。1日の消費エネルギーのうち25%は脂質から摂るのが望ましいといわれています。不足すると血管や細胞膜が弱くなったり、肌荒れの原因になることも。揚げ物などの油の他に、肉や魚などにも含まれているので、いろいろなものから脂質を摂るようにしましょう。
健康の敵のようにいわれる「コレステロール」。でも、実は体に必要な脂質でもあるのです。細胞膜を作ったり、性ホルモンや副腎皮質ホルモン、脂肪の消化に必要な胆汁酸、カルシウムの吸収をよくするビタミンDなどの材料になります。毎日1,000〜1,500mgぐらいは肝臓や腸で作られており、普通1日3回の食事からも300〜500mgくらい摂っています。牛乳を毎日1本飲んでも、摂取するコレステロールはわずか25mg。また牛乳を飲んでもコレステロール値が上がらないという実験結果もあります。だから、安心して牛乳を飲んでくださいね。
人の体は余ったカロリーを脂肪として蓄えるという、代謝システムを備えています。炭水化物は毎日の生活の中でどんどん消費され、たんぱく質は体を作るためにその多くが使用されていますが、脂肪は体のエネルギー源が不足状態になったときに威力を発揮します。だから、体の中に大量に蓄えることができるのです。そして、「いざ!」というときには、炭水化物やたんぱく質の2倍のエネルギーを放出!脂肪にもちゃんと大切な働きがあったんですね。













