骨粗鬆症骨の予防にも!
カルシウムは骨の主要な構成要素のひとつ。成長期を過ぎても骨は1年で全体の2〜3割が生まれ変わるので、多くのカルシウムを必要としています。カルシウムは細胞内には少ししか存在しませんが、細胞の多くの働きや活性化に欠かせません。また、血液が固まるのに必要なので、血液における濃度は一定です。だから血中のカルシウムが不足すると、貯蔵されているカルシウムが骨から流れてしまうのです。これが「骨粗鬆症」や「骨軟化症」を引き起こす原因です。また、成長期にカルシウムが不足すると成長が妨げられ、骨がもろくなってしまいます。
カルシウムには骨や歯を丈夫にする他に、体内の鉄の代謝を助ける、高血圧の予防、細胞分裂の促進といった働きがあります。また、神経の興奮をしずめて精神を安定させる働きもあるので、ダイエット中のイライラやキレやすい子どもにならないためにもひと役買ってくれそう。さらに、マグネシウムと一緒に働いて心臓や血液の状態を正常に保つなどの働きも。まさに人が生きていくのに欠かせないミネラルですね。
乳製品に含まれるカルシウムの量が多く、他の食品に比べて吸収率が高いからです。牛乳はもちろんですが、ヨーグルトやチーズならその効率がさらにアップ!発酵する過程で牛乳中のたんぱく質が分解され、カルシウムが乳酸と結びつくことで消化・吸収が促進されるからです。ちなみに牛乳100gに含まれるカルシウムは100mg、ヨーグルトなら110〜130mg、プロセスチーズはなんと630mg。
そして、カルシウムとともに骨や歯を作るのに欠かせない「リン」の存在も見逃せません。このリンが多過ぎても少な過ぎても丈夫な骨はできないのです。牛乳などに含まれるカルシウムとリンの割合は理想とされている1:1〜2内。「カルシウムを摂るなら乳製品で」という理由は、このあたりにもあったんですね。
乳製品は調理の時間がいらず手軽に飲食できることや、料理や菓子などの材料として活用できることも大きなメリットです。













